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カテゴリ:インド一般・時事
妻が日本から持ってきてくれたテキストを元に、ヒンディー語の勉強を始めました。
職場では、ヒンディー語ができなくても困ることはまずありません。 皆の雑談に入り込めなくて少し寂しい思いをするくらいです。 ただしプライベートでは、十分な教育を受けていない庶民は英語を話せないことが多く、困ることが多々あります。 ハイデラバードのあるアーンドラ・プラデシュ州では主にテルグ語が話されていますが、多くの人はヒンディー語も話せます。 また、ハイデラバードに限ればムスリムが多く、彼らはウルドゥー語を話します。 (ウルドゥー語はパキスタンの公用語でもありますが、ヒンドゥー語とともにサンスクリット語から派生した言語で、互いに意思疎通が可能なほど近い言語と言われています。) ヒンディー語が話せればハイデラバードのほとんどの人と意思疎通ができて便利ですし、何より世界が広がって生活が楽しくなるはずです。 妻にはヒンディー語とともに、大野晋著「日本語の起源」という本を持ってきてもらいました。 大野氏は著書の中で「日本語の起源は南インドのタミル語にある」という主張をしています。 僕は日本にいるとき月に平均で10冊は読むくらい新書が好きで、この本の存在も以前から知っていましたが、言語学の世界では圧倒的に批判が強く、いわゆる「とんでも本」だと思って手を出していませんでした。 タミル語は南インドのタミル・ナドゥ州を中心に話されている言語です。 北インドのサンスクリット語とともに古くからある言語で、そのことをタミル人も誇りに思っています。 それでインドに来てみて俄然気になってしまい、読んでみたのですが・・・ 確かに面白い本でしたし、日本語とタミル語の共通点が数多く列挙されていたのですが、日本と南インドの歴史的・地理的つながりが見えてこず、言語学の素人ながらもいまいち納得しかねる内容でした。 今日はShilparamamに行ってきました。 広大な敷地の中に、インド各地の民族衣装や民芸品、日用雑貨を売る露店が所狭しと並び、見て回るだけでも楽しい場所です。 歩き方にもロンプラにも載っていませんが、ハイデラバードには意外に楽しめる場所が数多くあるのです。 Shilparamamは18時を過ぎて日が暮れてからものすごい人手となりました。 ショッピングセンターなどでも、夕方くらいから混み始めます。 インド人は暑い日中を避けるためか、夕方や夜になってから外に出る習慣があるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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