カテゴリ:きらクラ!
シベリウス生誕150周年の今年、まだまだ未聴の曲がたくさんあるシベリウスを、少
しずつ聴いているこのごろです。いよいよ明日に迫ったきらクラ!の「シベリウス祭 り」では、どんな曲がかかるのでしょうか、こだまっちさんもふかわさんもかなりの シベリウス好きのようですから、相当盛り上がるのではないかと、楽しみです。 番組で募集していた好きなシベリウスの曲の投票、皆様は何に投票しましたか?僕は 「春の歌」作品16にしました。 CDの解説や、詳しい方の書かれた文章をネットで拝見すると、シベリウスは、この曲 を最初に作ったときは「オーケストラのための即興曲」というタイトルをつけ、翌年 に改訂した際に現在のタイトル「春の歌」としたそうです。さらに、のちに出版の際 に、「春の哀しみ」という副題を付けたということです。 この曲のメロディー、本当に美しいです。長く待ちわびた春を迎える喜びとともに、 それが束の間に次ぎ去ってしまうであろうという切なさ、でもだからこそそれを一層 大事にいつくしみたい、それらが一緒になった気持ちを、じっくりとかみしめている かのようです。哀しみを抱えた暖かさ、やさしさを持った力強さに、じわっと感動さ せられます。好きな曲のベスト10に入ったらいいなぁ、と思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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