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じゃくの音楽日記帳

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2015.06.19
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カテゴリ:きらクラ!

6月14日放送のきらクラ!も充実していましたね。「いまへん」の余波が続いているという投稿があって、その前の放送でのそらみみクラシックでの「いまへん」の衝撃の大きさを物語っていました(笑)。

「いまへん」を最初にそらみみクラシックに投稿された方が、「いまへんのが誰なのか、つい突っ込んでしまいます。」と仰っていました。本当に、誰なのだろうかと、つらつら考えていたら、はっと恐ろしい可能性に思い当たりました!この曲は、神の不在を嘆いている曲なのではないか?「(神様は)いまへん」と嘆いているのではないだろうか?と。もしもそうなら、そらみみどころか、曲の核心を突いた聴き方に他ならないことになります!

そこで調べてみたところ、全然違いました(爆)。バッハのカンタータ第52番は、番組ホームページによると、タイトルが「偽りの世よ、われ汝に頼らず」です。ネットで大村恵美子さんの訳を見ることができます。
http://www.ab.auone-net.jp/~bach/bwv052.htm
です。これによるとタイトルは「悪しきこの世よ なれを頼まじ」です。そして件の「いまへん」の一節(最初のアリア)を読むと、よこしまで悪意に満ちたこの世が自分を陥れようとするけれど、神様は自分の友で、自分を守ってくださる、という内容でした。

なるほど。そうするとこれを拡大解釈すると、自分を陥れようとあれこれ仕掛けてくるこの世に対して、「ここには自分はいませんよー」と、自分の身を隠して、自分を守ろうとする心的態度の表れであると、考えられないこともありません。したがって、「いまへん」の主体は自分自身であったのです(笑)!

ここからは真面目です。大村恵美子さんは、バッハのカンタータについてのすばらしい本を書かれています。丸善ライブラリーの「バッハの音楽的宇宙」です。重要なカンタータについて、意味を分かりやすく解説されています。僕のように宗教的知識がない者がバッハのカンタータを聴くときに、とても参考になります。

Bach-Oomura.jpg






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Last updated  2015.06.19 21:25:38
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