カテゴリ:きらクラ!
8月2日放送のきらクラ!は新幹線の中で聴きました。
前日に滋賀で仕事があり、一泊しました。その夜に、翌日のきらクラ!の放送を聞く準備として、「らじるらじる」のアプリをスマホにダウンロードして、試しにNHK-FMを聴いたところ、しっかり聴けたので、安心して寝ました。2日の昼過ぎ、米原駅で東京行きのひかりに乗り込み、14時からきらクラ!を聴き始めました。しかし、なんということでしょう、放送がしばしば聴けなくなります。新幹線のスピードが速すぎるせいか、時々長いトンネルがあるせいなのか、理由は良くわかりませんが、ちょっと聴いているとすぐ音声が途切れてしまいます。そのまますぐにまた聴けることもあるのですが、もう一度操作しないと再開しないこともあり、操作しても反応にすごく長い時間がかかることも多く、かなりストレスフルな聴取でした。実質聴けたのは半分ちょっとというところでしょう。駅に停車中や、走行速度が遅めのときには比較的聴けていたので、やはり高速移動中は連続聴取しにくいということなのだろうと思いました。 2日の放送はそんな感じで途切れ途切れに半分ほどしか聴けず、3日の放送も聴きそこなってしまったのですが、さる方のご厚意で、本日4日にしっかりと全部聴くことができました。その方に心から感謝です。 番組最初の方にかかった、フィビヒの376曲!からなるというピアノ曲集「気分、印象と思い出」から「ジョフィーン島の夕べ」のメロディーは、ブロ友やぱげーのさんが前回投稿された「詩曲」としていろいろなアレンジで演奏されているということでした。素敵な曲でした。この曲集を、1日に1曲のペースで約1年がかりで聴いていくのもいいな、と思いました。続いて放送された、やはりチェコの作曲家のネドバルという人は、僕は名前を聞くのも初めてでした。フィビヒの曲同様、どこか懐かしく、親しみやすい響きの、愛らしいヴァイオリンソナタでした。「チェコ祭り」の提案もありました!これすごく良いんだけど、チェコを全部まとめて一度にやってしまうのは、もったいないような気もします~。 勝手に名付け親、大好きなスクリャービンのピアノ協奏曲第二楽章にどんな題名がつくのか興味津々でした。皆様それぞれに素敵なタイトルの中に、ちゃこぺんさんのお名前も聞こえてきました。ちゃこぺんさんと言えば、以前BGM選手権「夏の終わり」でのブルッフの弦楽八重奏曲が、個人的には忘れられません。このときのベストにこそ選ばれませんでしたが、このBGMはもう最高でした。今回のちゃこぺんさんの、戦争の愚かさを静かに訴える文章に、共感しました。 などと思いながら聴いていると、最後にべリンダさんの「ありがとう、君とすごした日々」が流れてきました。愛犬の思い出に、きらきらしたピアノの音色が重なって、感動のひとときでした。これがベストに選ばれました。べリンダさんは僕の友人で、初投稿だそうです。愛犬との思い出が、さらに深まることでしょう。おめでとうございます! そのあと、シャンカールのシタール協奏曲という珍しい曲、真理さんの好きな曲でエルガーの「朝の歌」オケ版と続きました。「朝の歌」は、オケ版も良いけれど、僕はやっぱりヴァイオリンとピアノ版が好きです。 そしてふかわさんが好きな曲として「ラジオを通じて、全国に水をまきたいと思います」という心憎いばかりの前口上とともに、リストの「エステ荘の噴水」で、全国にさわやかな涼をまいてくださいました。これはすずみました。ふかわりょうさん、これからは、夏は「ふかわ涼」と名乗られてください! 番組最後はデュパルクの歌曲を3曲。これも僕の大好きな歌です。特に「悲しき歌(Chanson triste)」は好きです。この歌、放送で流れたピアノ伴奏版も良いのだけど、オケ伴奏版がすごく好きです。僕はロットさんの歌、ジョルダン指揮スイスロマンド管のCDで、愛聴しています。去年夏にヘルニアの手術で入院していたときに、術後の回復期に聴いたアルバムの一つとして、以前このブログにも記事を書きました。 http://plaza.rakuten.co.jp/jyak3/diary/201408210001/ です。 今回も、滋味深い音楽がたくさん聴けた、充実のきらクラ!でした。 今回はBGM選手権のお題が出なくて、肩透かしでした。 来週の放送で、沢山の「宿題」が出そうですね、おそろしや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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