11月22日のきらクラ!も楽しかったです。
きらクラドンの白鳥の湖に、ニアピン3連発が強烈でした。巨人の星はあまり似てなかったけど、「思い込んだら」という歌詞にちなんでか無事ステッカーゲットしましたね。ところでこの番組だったかどうか記憶が定かでないですが、以前どなたかの投稿で、巨人の星の歌詞の「思い込んだら」の歌詞を「重いコンダラ」と思い込み、コンダラとは何か、きっと重いローラーのようなものを引いてグラウンドを整備する試練の日々なのだろうと長年思っていた、という思い込み話を披露されていて、おもしろかったです。
番組途中、ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第4番から前奏曲のリクエストがありました。高校の頃にプラネタリウムで良く冨田勲さんのドーン・コーラスを聴いて、とても好きで、その原曲をリクエストしたというものです。僕も昔この冨田勲さんのドーンコーラスのレコード(曲のタイトルでもあるし、LPのタイトルでもありました)を愛聴し、宇宙の神秘に思いを馳せたものでした。先日のBGM選手権「黒い月の世界」に、このアルバムからの曲をいくつか候補に考えたりもしました。ヴィラ=ロボスの原曲も素晴らしいですけど、この原曲からあのドーン・コーラスを作った冨田さんも偉大だなぁと思います。
父親とテノールをめぐる、なんとも心にしみる投稿がありました。
そしてBGM選手権、今回のお題は山村暮鳥の「ちるちるみちる」から「蟹」でした。3枠採用でした。
・どいゆみこさんの、モーツァルト作曲 管弦楽のための協奏交響曲 K297b 第三楽章
・セルシエさんの、サティ作曲、「自動記述法」から「かぶとについて」
・雷蔵さんの、グノー作曲、「操り人形の葬送行進曲」
見事ベストに選ばれたのはモーツァルトでした。どいゆみこさんおめでとうございます!始まった途端に思わず微笑みが浮かび、こころ温まりました。三舩さんの声と、お題の文章と、モーツァルトの音楽の三つが見事にひとつになり、ほのぼの感があふれて、楽しく素晴らしいひとときでした。モーツァルトの音楽の高みというか完全性が、そこにありました。完璧なBGMでした。
続いてかかったのは、ローゼンブラット作曲の「ビゼーのカルメンの主題によるファンタジー」でした。この作曲家はまったく知りませんでした。ジャズのティストが気持ち良い痛快な曲でした。
その後に、真理さんがいよいよ12月6日の放送から復帰予定と発表されました!良かったです!
そして続いて、いきなり「ピアノ祭り開催」という重大発表がありました。
来週11月29日放送は、真理さんご復帰前の最後の回になるので、真理さんのピンチヒッターとして活躍された三舩さん三浦さんのお二人が登場して、ピアノ祭りということです。内容は、好きなピアノ曲、「ざせクラピアノ編」(ピアノで弾こうとして挫折した曲)、ピアニストお二人への質問を中心に行う、ということでした。しかも、なんとBGM選手権も出題されました。芥川龍之介の「ピアノ」という渋~いお題。
「蟹」が終わってちょっと一息できるかと思いきや、なんとも忙しい晩秋になっちゃいました。