1月24日のきらクラは、いきなりふかわさんの人生相談(^^)で始まりました。足を運んでいないフィットネスクラブをやめようかどうかという相談に対して、真理さんがあっさり一言、「やめましょう」。それでやめるふんぎりがついたふかわさんでした。申し込むと行くのがしんどくなり、やめると行きたくなる、あぁフィットネスクラブ。
きらクラドンの正解曲は、モーツァルトの歌劇「魔笛」から夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」でした。中学の美術部や陸上部の生徒がハハハハハハハハハと呻いていた、さらにこの曲を放送で流して男子生徒にも大うけしたという面白いエピソードが紹介されました。ニアピンとして、同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第20番第一楽章が出て、調性も同じで曲想もとても似ていて、見事ステッカーをゲットしました。もう一つ、シューベルトの「魔王」の編曲版という渋いニアピンが登場し、弦楽合奏とソロヴァイオリンの違いを克服して、やはりステッカーゲットしました。きらクラドンの終わった直後に、異例なことにニアピン曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番第一楽章が、楽章丸ごとかかりました。ニアピン投稿がかなり多かったためということでしたし、もちろんモーツァルトに敬意を表してという意味もあったと思います。モーツァルトへの敬意と言えば、以前「始まりはクラシック」のコーナーで「浅草バラダイス」がかかったときのことを思い出します。
「浅草パラダイス」はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=dkrb01v0564
モーツァルトのトルコ行進曲のカヴァー(^^)というか、すごいインパクトの曲でしたよね。短調の曲にパラダイスの歌詞をあてるところがいかにも日本人的だなぁと思ったりしましたが、それはともかくとして、このときの放送で、このコーナーが終わったすぐあとに、確かモーツァルトの交響曲第40番の第三楽章と第四楽章だったと思いますが、ふたつの楽章が続けて丸ごと放送されました。ひとつの曲の二つの楽章が全部放送されるというのはきわめて異例なことではないでしょうか。きっと、もしかして「浅草パラダイス」を聴いて複雑な思いを抱いたかもしれない真摯なモーツァルトファンのお気持ちをなだめるための、こだまっちさんの細やかな心使いで、二つの楽章を流したのだろうなどと思いながら聴いたものでした。
メンバー紹介では、チャイコフスキーの交響曲第一番「冬の日の幻想」で、第一楽章が流れました。少し前のきらクラドンのニアピンでもブロ友の蝦夷屋犬八さんが絶妙に取り上げていました。冬には良く似合う素敵な曲ですね。
さてさてBGM選手権、今回のお題は谷崎潤一郎の陰翳礼賛でした。3枠採用でした。
○一つ目はシベリウスの三つのソナチネ第1番作品67-1、第一楽章(とんぼ透きとおるさん)。微妙な陰翳のうつろいが絶妙でした。
○続いてはラヴェルの「マ・メール・ロア」から第五曲「妖精の園」、(播州亭レオナルドさん)。お題には美しすぎるほど美しい音楽で、後半のキラキラしたグロッケンシュピールの高音がなんとも印象的でした。
○最後はマーラーの交響曲第1番から第三楽章(気分はいつもト長調さん)でした。
ベストに選ばれたのはラヴェルでした。播州亭れおなるどさんは、拙ブログにしばしばおいでいただいているブロ友さんで、昨年の山之口貘の「存在」のサティに続くベストです。播州亭れおなるどさん、遅ればせながらおめでとうございます!
その後、合唱によせる熱い思いの投稿が読まれ、NHK全国学校音楽コンクールでの中学生の演奏による間宮芳生作曲の民謡に基づく歌が放送されました。「世界のいろいろな国から集めた合唱祭りにしたい」というふかわさんのご発言もありました。合唱祭りの実現がますます近づいてきました。