1月31日のきらクラは、解決したかと思われたふかわさんのジム手続き問題から始まりました。電話したけれど、解約するには来てもらうことが必要だと言われ、まだ行けずに今に至っているということでした。「ジム側もなかなか簡単にやめさせてくれないのではないか、行ったら別室にケーキが用意されていて、慰留されるのではないか」、とおそれるふかわさんでした。もし本当にケーキが出たら、すごくしたたかなジムですね。ケーキをたっぷり食べたあとに次の部屋に案内されると、そこで体重と体脂肪をチェックされ、「どうですか、これでも本当にやめますか」、と迫られるに違いありません。
ふかわさんは、番組最後にかかったスーザの行進曲を聴いて、これをバックに流して応援してもらって解約に行きたい、ともおっしゃっていました。よほどプレッシャーに感じているのでしょうね。次回あたり、ジムの解約にふさわしいBGMの投稿が殺到するかもしれません。もしもそうなれば、新コーナー、Bジーム選手権の誕生です。
ジム問題、どこまで引っ張られるのか、楽しみです。
きらクラDONの正解曲は、シューベルト作曲、歌曲集“白鳥の歌”から 「セレナード」 でした。「月光」という回答が多数あったということで、ひとつニアピンとして紹介された投稿が、お母様にささげるという内容で、ステッカーを無事ゲット。ニアピンがもうひとつで、ペピーノ・ガリアルディという人の「ガラスの部屋」が紹介されました。作曲者も題名も知りませんでしたが、ヒロシがBGMに使った曲ということで、そういえばこういう曲がヒロシの登場時に流れていたような気がします。これも十分にピンそばだと思いましたが、ふかわさんがあっさりとステッカー却下!ふかわさんアニメ系には甘いのに、ヒロシ君には厳しい?
ところで僕が今回の放送で一番印象に残ったのは、ふかわさんの好きな曲として、マーラーの歌曲「私はこの世に忘れられ」 がかかったことです。なんでもこれが「コーヒー&シガレッツ」というオムニバス映画のBGMとして使われていたというのです。どんなふうに使われているのか、是非見てみたいと思いました。
この歌曲は、マーラーの音楽のなかでも、最も深遠な音楽の一つと言っていいのではないでしょうか。マーラーの歌曲の中でダントツの存在感がありますね。管弦楽伴奏版も素晴らしいし、ピアノ伴奏版では、フイッシャー=ディースカウの歌とバーンスタインのピアノという超名盤がありますね。番組では、ハンプソンさんの歌とリーガーさんのピアノによる演奏が放送されました。このお二方も、超強力タッグです。このお二方によるオール・マーラー・リートのリサイタルを2003年11月11日にサントリーホールで聴けたことは、忘れられない体験のひとつです。このときのプログラムの最後に歌われたのが、この「私はこの世に忘れられ」でした。歌もピアノも繊細で霊感豊かで、本当に素晴らしかったです。マーラーの歌曲のリサイタルとして、ひとつの理想がそこに実現していました。