3月27日のきらクラはヴィヴァルディのマンドリン協奏曲で幕開けとなりました。
これを聴いたふかわさんの心にマンドリンの開花宣言が出たそうです。「春のマンドリン祭り」ともおっしゃっていました。マンドリンの音色、確かに、明るく心がはずむ感じですね。以前名古屋に行ったときに、「マンドリンの音の博物館」というところに行ったことがあります。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mandolin/
市街地に普通にある、小さな、ごく普通の家のような感じですが、中に入ると、沢山のマンドリンや、膨大な楽譜が所蔵されていて、いろいろ試聴もさせていただき、隠れ家的な、なかなかおもしろいところでした。
きらクラDONの正解曲は、ラロのスペイン交響曲、第一楽章冒頭でした。読まれた投稿にはご自分あるいは子供がヴァイオリンでこの曲を弾いていたというものや、クラシック好きの自閉症の息子さんとお母さんの共同の投稿で、息子さんがこの曲が好きで、たびたび口ずさんでいるというものがありました。ふかわさんのさりげなくあたたかいコメントが素敵でした。
久々におもしろいニアピンがありました。テレビ時代劇、「暴れん坊将軍」オープニングテーマの出だし、というもので、これは楽しかったです!この回答は複数のリスナーさんからあったということで、ふかわさんは「なかにはニアピン狙いの人もいるのでしょうけども」と、とぼけて(?)いました。何をおっしゃるふかわさん、全員ニアピン狙いに決まっているじゃないですか、とワタクシは心の中で叫びました。このようなニアピンがいろいろ紹介されることを期待したいです。
「3月27日はイースター」という投稿がありました。ふかわさんから、イースターを日本に広めようとしている商魂を感ずるというようなご発言がありました。スーパーのお惣菜サラダにイースターのシールが貼られていたのは何故か、と訝しがるふかわさんに、真理さんがイースターエッグの説明をしていました。今後イースター便乗商品が増えていくのでしょうか。個人的にはそんなにいろいろなくても、もういーすたーです。
メンバー紹介は、チャイコフスキーのくるみ割り人形から、「アラビアの踊り」。小学生の頃この曲をバレーで踊ったという投稿でした。
始まりはクラシックは、モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークから第二楽章を原曲とする、太田裕美さんの「思い出を置く、君を置く」でした。太田裕美さんの声は美しかったです。
そらみみクラシックは、先週に続いて楽器そらみみ、しかも先週と同じチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の、今度は第一楽章、「だーめよだーめよだーめよ」と繰り返すというものでした。先週ほどの強烈なインパクトには及ばない感じでした。
さてさてBGM選手権です。今回のお題は昔話の「花咲かじじい」。4枠採用でした。
ドヴォルザーク 交響曲第5番から、第一楽章冒頭(むっちさん)
ショスタコーヴィチ ジャズ組曲第2番から、リリックワルツ(小心者さん)
ラヴェル 「マ・メール・ロア」から「妖精の園」(ディジーさん)
マーラー 交響曲第1番、第一楽章の途中(がうさん)
マーラーは、序奏の重苦しい感じから第一主題のさわやかさに切り替わるタイミングの指定が絶妙で、陰鬱な気持ちから喜びが開いていく流れにぴったりですばらしかったです。個人的にはマーラーが文句無しにベストかと思いました。しかしふかわさんは、このマーラーの魅力を十分認めつつも、ラヴェルが良かったようでした。マーラーを押す真理さんとジャンケンで決めることなり、真理さんが勝って、がうさんのマーラーがベストになりました。がうさんおめでとうございます!!
ふかわさんの好きな曲は、ランゲの「花の歌」。しっとりした一人または二人での花見に合うような曲ということでした。
続いて真理さんの好きな曲は、グリーグのピアノ協奏曲から第二楽章。アンスネスのきらきらしたピアノが、美しさの限りでした。
番組最後は、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「糸杉」から「愛しい君の手紙に見入って」「おおただ一人の愛しい人よ」。初めて聴く曲でした。とても素敵でした。
次回から新年度です。別れと出会いと、桜咲きこぼれる中での放送になりそうですね。