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じゃくの音楽日記帳

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2016.04.30
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カテゴリ:きらクラ!
4月17日のきらクラ!のまとめです。またまた2周遅れ(2週遅れ)ぎりぎりになっちゃいました。ちっとも追いつきません。

きらクラDONの正解曲は、ビゼーの「アルルの女」第二組曲からメヌエットでした。ハープの分散和音に乗ったフルートの美しいメロディが心に染みますね。50年前の学芸会の思い出や、50年前に兄と住んでいた公団住宅で、フルートでこの曲を吹いてくれた兄の友人が帰らぬ人となったというお便りがありました。さらに、小学校からの幼馴染ご夫婦のご主人という方からのお便りが読まれました。奥様が、小学校時代に「アルルの女」を「ある女」と混同していたことを弁明するのですが、『その話す表情も言葉も癖も、小学校当時と少しも変わらないことに、あきれるやら感心するやらなんだかはっとするやら、そしてできることなら自分たち夫婦が年老いて行くまでずっときらクラを楽しませて下さい』というお便りでした。仲の良いご夫婦ぶりが溢れている、なんとも心温まるお便りでした。

今回のお題はかなり長い出題でしたけれど、ニアピンがありました。投稿されたかたのお母様、88歳になられる方が、お題を聴いて、「これ聴いたことある、おはなはん」と仰ったそうです。これはかなり似ていて、見事にステッカーを獲得しました。久々のロングショットのスーパーニアピンでした。「おはなはん」は、50年前のNHK連続朝ドラ番組で、高い人気を博したそうです。我が家でも母親が好きで熱心に見ていたので、僕もそばで少し見聞きしていました。音楽が流れた途端に、ああこの音楽!と記憶がよみがえって、懐かしかったです。

ところでこの第二組曲のメヌエットは、ビゼー自身がセレクトしたものではなく、ビゼーの死後友人ギローという人がセレクトしたものだそうですが、実は「アルルの女」ではなくて、ビゼーの別のオペラ「美しきパースの娘」の中からとってきた曲だということでした。びっくりですね。ということで、メンバー紹介的な意味あいから、「アルルの女」第一組曲のメヌエットが流されました。こちらが、本来の「アルルの女」のメヌエットということです。有名な第二組曲のメヌエットとは全然違いました。

ビゼーがもしも第二組曲のメヌエットを聴いたら、「あれれの女?」と仰るかどうか。

今回のひょっこりクラシックは、夏樹静子さん原作の「Wの悲劇」の映画から、サティのジムノペディ第一番でした。映画は1984年ということです。ジムノペディ第一番は様々な映像に合わせられていると思います。僕が印象に残っているのは、背広姿の長嶋茂雄さんがスローモーションで歩く映像に、この音楽が流れるテレビCMです。ずいぶん昔のことで、何のコマーシャルだったかは忘れてしまい、映像と音楽だけ覚えています。(今回検索したら、高級腕時計のCMだったようです。)

勝手に名付け親、今回はバッハの平均律第一巻から第10番ホ短調から前奏曲に、6つの名前が付けられました。

春霞 (末次博さん)、古今和歌集も引用された格調高い名文章。
後悔 (水の泡さん)
捨てられたお人形 (三毛猫を飼っていますさん)、ベスト獲得。
こんがらがったアクセサリー (らふまにこさん)
君は陽炎とともに消えた (ぷっべさん)
あなたの心のスイッチをリセットしてみて下さい (ひこうき雲さん)

末次博さん、らふまにこさん、ひこうき雲さんはブロ友さんです。おめでとうございます!

続いて、正しき花時計なるものを紹介するお便りが読まれ、フランセ作曲、オーボエと管弦楽のための「花時計」という曲が流されました。なんともお洒落で素敵な曲でした。

ふかわさん真理さんの、今週の1曲
○ふかわさん:グローフェ「大峡谷」から「日没」。クラシックというより映画音楽のような、美しいメロディーときらきらとしたオーケストレーションが素晴らしく、大自然の夕暮れの風景が目に浮かぶような、素敵なひとときでした。ふかわさんの中学時代の音楽の先生が、グローフェを巻き舌で発音していたというお話でした。

○真理さん:ポリーニの弾くショパンのバラード第一番。先日ポリーニのリサイタルを聴きに行った真理さんが、当日券を買おうとしたら、最前列のド真ん中があって、そこを買ってポリーニの音を2時間堪能し、アンコールでこの曲を聴いたということでした。当日にそんな席が買えるなんて、ふだんの行いが余程良くないと巡ってこない幸運だと思います!

僕のポリーニ体験は、1995年5月に東京で行われたブーレーズ・フェスティバルでのリサイタル(東京文化会館)を聴いたことを良く覚えています。このときのプログラムのメインがブーレーズのピアノソナタ2番で、なんだか良くわからないなりにも、曲もすごいし演奏もすごく、圧倒されました。その頃に何かの本で読んだのですが、ポリーニは音楽的記憶力が超人的で、ほとんどの曲は一度聴いただけで弾けるのだそうです。ブーレーズのソナタ第2番は、3回聴いて弾けるようになったということでした(^^)。





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Last updated  2016.05.01 18:33:17
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