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じゃくの音楽日記帳

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2016.05.26
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カテゴリ:きらクラ!
5月22日のきらクラです。5月19日は真理さんのお誕生日ということでした。おめでとうございます!番組収録がおそらく5月20日で、収録中にケーキがふるまわれた模様です。

春の運動会の季節、リスナーさんからのお便りで、クシコスポストの替え歌で「明日は地獄の運動会」が紹介されました。オリジナルは嘉門達夫さんの作った替え歌だそうで、動画サイトで検索したら100万回を超えるアクセスがあって驚きました。番組で歌われた歌詞はオリジナルと少し違っていて、オリジナルはもっと過激でした(^^)。おそらく全国に沢山のヴァリエーションをもって広まっているのでしょう。悲喜こもごもの運動会。

今回のきらクラドンの答えは、アンダーソンのシンコペーテッドクロックでした。学校の掃除の時間にかかっていたというお便りが多かったそうです。昨年12月20日の放送でも、学校の掃除の時間にアンダーソンのタイプライターがかかっていたというお便りがありました。アンダーソンは掃除に向いている?
そもそも僕の世代では、 掃除のときに音楽はかかってなくて、無音でやるものでした。時代とともに、いろいろな生活場面にBGMが広まっているのですね。その功罪はともかくとして。

鶯の次はかっこうの季節ということで、ディーリアスの「春を告げるかっこう」がかかりました。先週のレスピーギに続く、かっこうの音楽でした。

ひょっこりクラシックにジングルができました。アメリカ横断ウルトラクイズの音楽で、真理さんの声も入っていました。今回のひょっこり野郎は、ドリフターズの「8時だよ全員集合」のなかの少年少女合唱隊が登場するときに流れた曲ということで、アルカデルトという作曲家の書いた「アヴェマリア」でした。僕もそういうコーナーがあったことは覚えていますが、この音楽にはあまり馴染みがありませんでした。

話がそれますが、ドリフターズといえば、「いい湯だな」。きらクラの前の番組、きまクラで、「名曲温泉」というおもしろい投稿コーナーがありました。名曲を名湯にみたてて曲を紹介するという趣向でした。このコーナーのジングルが、ひなびた笛で、ゆったりとくつろぐようなメロディで、なかなか気に入っていました。番組のオリジナルだろうと思っていました。あるとき別なラジオ番組で、ドリフターズの「いい湯だな」がたまたま流れたとき、そのイントロが、このジングルそのものであることを知って、かなり驚きました!さらにそのとき初めて、そのジングルのメロディが、「ばばんばばんばんばん」をゆったりと奏でたものであることに気がつきました。僕の「アハ体験」のひとつです。
ドリフターズの「いい湯だな」(ビバノンロック)はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=fpTtvvkWAoI


そらみみクラシックは、オルフのカルミナブラーナの一節で、以前にも同じ部分が別そらみみで登場したということでした。ふかわさんと真理さんの盛り上がりは今一つでした。

始まりはクラシックは、ベートーヴェンの第九の第四楽章をリッチー・ブラックモアがアレンジした、レインボーの「治療不可」というロックの曲。歓喜の歌のメロディーが終わって展開がかっこよく始まるところで曲がフェイドアウトされていくとき、思わずふかわさん、あーっここから先の展開も面白そう、と。僕も同じ気持ちでした(^^)。

BGM選手権、今回のお題は「カフカが残した文章」でした。3枠採用。
ヴィラ・ローボス作曲、「ブラジル風バッハ”第4番」から第1楽章(五月の蠅さん)
ピアソラ作曲「リベルタンゴ」(ラフマネコさん)
ヤナーチェク作曲「タラス・ブーリバ」から第2曲「オスタップの死」(石狩亭ぱとりしあさん)
なんと3枠ともブロ友さんでした。いやいや皆様すごすぎます、おめでとうございます!
ベストは意表をつくアプローチのピアソラでした。

近づく福島の公開収録で、温泉などの話でひととき盛り上がったお二人。そのあとにドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」がかかりました。

○ふかわさんの好きな曲は、モンポウ作曲「風景」から「 湖」。ふかわさん、「聴いていて、カフカとモンポウの相性が良さそう」と仰っていて、思わず強く頷きました。

○真理さんの好きな曲は、ベートーヴェン作曲、チェロ・ソナタ 第4番から第1楽章。
5月19日がお誕生日の真理さんから、以下のお話がありました。

誕生日だからというわけではないけれど、自分にとって思い出のある曲は何かと考えた。この曲は学生時代に日本音楽コンクールに向けて練習した曲で、当時の師から「楽譜の裏側を読みなさい」と言われても、ベートーヴェンが何なのかずっとわからなくて、師から「全然違う、全然だめ」と言われ続けた。コンクールの前日のレッスンで、とうとう師から「やっとわかったのね」と言われ、うれしくてぼうぼう泣きながら帰った。自分なりの何かを得て、先生に認められた、コンクールなんかもうでもいいや、少し階段登れたんだ、と思えた。あとから考えると、苦しかったけど、ありがたい時間でしかなかった。

真理さんすばらしいお話をありがとうございました!

このあと最後に、ヨーゼフ・シュトラウスの、「かじ屋のポルカ」、ボスコフスキー&ウィーン・フィルがかかってお開きとなりました。のちの時代のアンダーソンに通ずる、楽しいポルカでした。鍛冶→鍛錬と、さきほどの真理さんのお話にもちょっと重なるようにも思いました。





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Last updated  2016.05.30 16:46:14
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