きらクラ!を聴いた感想の記事が、すっかりご無沙汰してしまいました。
6月下旬以来、しばらくの間は、番組の明るさがまぶしくて、心理的に受け付けられませんでした。少ししてから試しに聴いても、上の空で耳にはいりませんでした。そのうちに気持ちが落ち着いてきて、聴けるようになり、録音しておいた複数の番組をごっちゃにして順不同で聴き、投稿も再開しましたが、なかなかブログ記事にするまでの余裕がなく、気が付くと、もう8周遅れ!陸上競技なら完全に失格となって競技終了、観客も皆様帰っていること必至です(^^;)。この8週の間に、数々の突っ込みどころや、大勢のブロ友さんのおびただしい採用があり、おめでたくて、記事にしたいことが多々ありましたが、順番に書いていると永遠に追いつかなさそうなので、ひとまずスキップしてしまいます。いずれ余裕が出たら遡って書きたいと思います。
ということで、番組の感想ですが、網羅的に書く余裕がちょっとないので、手始めにとりあえずBGM選手権だけでも書こうと思います。
7月24日のBGM選手権のお題は、芥川龍之介の「河童」でした。
7月31日の放送では、4枠採用されました。
うたうつぐみさん プーランク フルートソナタから第一楽章
わびさびわさびさん フランク 交響曲から第二楽章
上高地の河童さん べートーヴェン 「アンダンテと変奏曲 ニ長調」 マンドリンとピアノ版
ととろんさん ガーシュウィン 「サマータイム」
わびさびわさびさんは、ブロ友さんです。おめでとうございます!
それぞれに個性と深みのある幅広い4曲で、ふかわさん真理さんともに、まったくベストを選べなくなり、こだまっちさんに託しました。託されたこだまっちさんも、ふかわさんによると、頭を抱えて悩んだらしいです。やがてこだまっちさんの決断で、ベストはガーシュウィンに決まりました。ベストをこだまっちさんが選んだのは、僕の知る限りでは、中島敦の「文字禍」以来のことと思います。
蛇足ながら自分の投稿した曲を書いておきます。「河童」は読んだことなくて、背景・内容をまったく知らずに、適当に投稿しました。ポール・リード作曲の「ヴィクトリアン・キッチン・ガーデン」組曲というクラリネットとピアノの小品です。以前これの第5曲を出しました。今回はこれの第2曲Springにしました。飄々としたクラリネットが、ときに河童の甲高い笑い声のように響くかな、と思ったからです、我ながら安直です。7月31日の採用作品の投稿文を聴いて、そんなに深い文章だったのかとびっくりしました(^^;)。
しかし困ったことにこの曲、極めて短くて、普通の演奏だと40~50秒で終わってしまいます。僕の保有しているCD(マイケル・コリンズの演奏)は、例外的に途中で繰り返しをしているので1分10秒ほどですが、それでもまだお題の方が長いのです。仕方ないので、終わりを合わせるために、朗読を先に開始して、そのあとに音楽開始してくださいと無謀なお願いをしておきましたが。。。
動画サイトにはコリンズの演奏がないので、他の演奏を一応あげておきます。繰り返しがないのであっという間に終わってしまいます。まあ参考程度ということで御容赦ください。
https://www.youtube.com/watch?v=f0OE5Bux7G8#t=2m40s
○おまけ:まったく関係のない無意味なおまけです。わたくしカッパといえば、「大巨獣ガッパ」(1967年、日活)を思い起こす世代です。子供時代に公開された映画で、とても見たかったのですが、親が連れて行ってくれず、無念にも見逃した映画です。動画サイトを検索したらありました!ので、ご興味ある方はご覧ください。
こちらは予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=aU3EKawPcP8
こちらは英語吹き替え版の、ラストの感動の(?)シーンのBGMです。これを投稿したら採用されたかも??
https://www.youtube.com/watch?v=t93qi_vj1Qs#t=1h17m49s