カテゴリ:きらクラ!
8月6日出題のBGM選手権、お題は「炭坑節」でした。これはもう盆踊りの定番名曲で、子どもの頃盆踊りで良くかかって、「掘ってー掘ってーまた掘ってー」などの振り付けも含めて記憶にしっかり刻まれていますが、二番以降の歌詞はまったく知りませんでした。子供の脳には理解不能なものとしてスルーしていたのかもしれません。
あと自分の盆踊りの記憶といえば、大好きだったのが、おばQ音頭。それから東京音頭、東京五輪音頭(三波春夫)、会津磐梯山。そしてタイトルは覚えていませんでしたが、さるお方のブログで拝見した「北海盆唄」も、記憶に強く刻まれていることが判明しました。 盆踊り、最後に行ったのはいつだったろうかと思いながらBGMを考えはじめました。今回は時間があったので、水戸黄門の轍を踏まないよう、盆踊り部分を頑張って切り離し、歌詞の意味に沿って考えました。いろんなアプローチがあるのだと思いますが、この頃来てくれないサマちゃんへの未練に嘆く、悲しい女心のBGMシリーズ?になりました。 フォーレ作曲「ゆりかご」作品35-1。元々は歌曲です。それをチェロとピアノで演奏したものが、なかなか合うなと思いました。 https://www.youtube.com/watch?v=R_F3GZp9AN4 今まで知らなかったこの歌曲の歌詞の意味を今回調べたところ、とてもわかりやすく翻訳されているページがありました。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S1265.htm これを見てびっくり。恋仲になり、赤ちゃんも生まれたが、男はまた船に乗り、港を去っていく。「ゆりかご」は、残された女が嘆きながら揺らしているのだ、ということがわかって、音楽の雰囲気に納得しました。 次は、プーランクの「愛の小径」。これも歌曲で、チェロとピアノで演奏したものです。 https://www.youtube.com/watch?v=ICmw7cfD7cw この歌詞も、過ぎた愛の日々を回想する内容です。この曲は、朗読の終わりごろに音楽がちょっと明るくなるのが、夢で語りあっている感じに合うかなと思いました。 三つめは、再びフォーレ作曲の、フルートとピアノのための「幻想曲」作品79。 https://www.youtube.com/watch?v=n1tyXw8Y7hc#t=1m13s 最後は、モンポウ作曲、「歌と踊り」第3番。嘆く女の人をなぐさめるようなやさしいピアノです。これはモンポウの自作自演。 https://www.youtube.com/watch?v=0CzRGlpUWh8#t=6m21s ○おまけ:丁度8月25日土曜日の朝、NHK-FMでピーター・バラカンさんの番組を聴いていたら、民謡クルセイダースの「炭坑節」を、イタリアのclap!clap!さんというDJがリミックスしたバージョンが放送されました。結構すごかったです。動画サイトにはさすがにないようですが、民謡クルセイダーズの「炭坑節」はありました。これもなかなか味があります。御用とお急ぎでない方はどうぞ。 https://www.youtube.com/watch?v=WWSiwXCi2sE この中にも途中、「意外に2番からの歌詞知らない」とかいう声が聞こえてきます(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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