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2009.09.16
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カテゴリ:医療裁判
以下、自分の頭の整理として、記録に残しておきますので、読み流してください

結局、新聞社の知り合いに取材申し込みをして、不成立だったけど、資料も渡して、私なりの一歩。明日は、弁護士事務所にて、他の原告さんと、今後の活動について打ち合わせします。

裁判を通じて、「そもそも日本の医療は、患者の心のケアが少なすぎる」
という課題を実感し、その解決策を考えています。

自分が医療職だったときには、確かに目の前の業務で精一杯で、踏み込んだケアまでは出来ていなかったことも。

裁判に直接は関係することじゃないけど、
「国民が安心して医療を受けられる社会にする」という大きなテーマが見えてきた。
一人暮らしの人がドンドン増える世の中で、家族が遠くても、闘病・治療をサポートできるようなシステム。
壮大で、夢物語かもしれないけど、これからは必要になってくる。

「ビョーキで、著しく生活が損なわれている。」ことから端を発して、日本の医療制度を見直してみた。
三歳児健診で、お願いしたことは、
 ・保健センターは、医療費助成の窓口。
 ・行政でも、患者会やコミュニティなどを広報し、地域で患者が孤立しないよう支援して欲しい。
  ・病気を診断されてから、生活を再構築するには、共感・理解できる仲間が必要。
 ・ストレス軽減は、医療費削減にもなります(行政側のメリットも強調)」という。
医療訴訟のPRも頼みたかったが、これは行政の立場でできないことに気が付き、
母校の講演依頼をする際に、「医療職として、期待すること」に譲る。
肝炎に限らず、コミュニティを行政がすぐに紹介できる状態を作っておくのは、とても重要だと

・ ・・・・
「病院で淡々と深刻な病名を告知され、『よく考えて治療してください』」病院は医療処置をしてバイバイ
ぱー一人で放置されるケースが多くなり、その分医療費もかさむことを意味している。
告知直後のアタマ真っ白状態で、早い段階でサポートを受けることで、闘病意欲・予後が左右されるから、
・患者会のような団体のほか、ネット上のコミュ、
(余裕ない集団で、傷つけあったり、同じ病気の深刻な病状をみて、デメリットもあり)
・カード会社や健保・大手企業の電話相談(これはサービスの受け手が一部の恵まれた人に限定)
がある

次に自分がとるべき行動を、できるだけ早い段階でうつすためには、
・ ショックで医師の説明を理解できなかった人は、再受診の必要がある
・ 病気について、一般的な詳しく説明が欲しい
・ 病気について理解できたので、受入れるための話し相手が欲しい
など、多様なニーズに、お金がない人でも支援を受けるには、医療制度で、「支援窓口」を病院に作る(規模により格差)

・有料サービスが存在すると、民間の会社がPRする(責任範囲を最初に明確にする必要があり)
・北欧の少子高齢化先進国では、どうしたのだろう?
など構想を練ると、
自分が大学院で研究するか、医療・介護ビジネス会社に相談に行くかしたくなった。

一人突っ込みを入れながら、あーやっぱり今は子育て中心なんだわと思いなおす。
いいのさ、こうやって考えることが、今は大事。
力をためて、できる範囲で動いて、きっといい方法が見つかる。
病気で、いろんな出会いがあってそれがアタシの財産だわ

私でも存在価値がある、と思わせてくれたんだもん。
大事にしようっと





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最終更新日  2009.09.16 20:14:29
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