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カテゴリ:プロレス・格闘技
全日本プロレス・冬の祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」 その第4回大会を迎える1980年は前年に 仲間割れしたシークとブッチャーがそれぞれパートナーを変え 別々のチームとして参戦し血の抗争を展開した。 また“まだ見ぬ強豪”南海の黒豹:リッキースティムボートが 待望の初来日を果たしリーグ戦に新風を吹き込み 本大会の話題となった。 参加チームは全日本代表:ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田 NWA代表:ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク NWA代表:リッキー・スティムボート&ディック・スレーター AWA代表:ニック・ボックウィンクル&ジム・ブランゼル ヨーロッパ代表:ビル・ロビンソン&レス・ソントン 悪役代表:アブドーラ・ザ・ブッチャー&キラー・トーア・カマタ 中近東代表:ザ・シーク&グレート・メフィスト 開幕戦の11月28日・後楽園ホール 入場テーマ曲:YMOの「ライディーン」に乗って 日本のファンの前に登場したリッキーは 得意のカンフー殺法でブッチャー組を翻弄し リッキー大ブームを巻き起こした。 メインはザファンクスVSザシーク&グレートメフィストで ブッチャーと仲間割れしたシークのパートナーとして 初来日したメフィストだったが呆気なくフォール負け “一杯喰わせ者”のレッテルを張ってしまった。 中盤戦の12月5日・高知県民体育館 ニックボックウインクル&ジムブランゼルVS ビルロビンソン&レスソントンという テクニシャン同士の対決が実現。 終盤戦の12月9日・大阪府立体育会館 ザファンクスVSニックボックウインクル&ジムブランゼルの NWA対AWAの対決はキャリアの差で ドリーがブランゼルからフォール勝ち。 ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田VS アブドーラ・ザ・ブッチャー&キラ―・トーア・カマタは 馬場、鶴田の暴走により反則負け。 この時点でファンクスとブッチャー&カマタ組が8点 馬場&鶴田組が7点であった。 向かえた優勝戦の12月11日・蔵前国技館 アブドーラ・ザ・ブッチャー&キラ―・トーア・カマタVS ザ・シーク&ザグレート・メフィストの対決。 がまともな試合をする気がないシーク&メフィスト組は 反則負け続きで0点となっており ブッチャーへの復讐だけが目的の為、 ここで反則負けになればブッチャー組の優勝が ほぼ決定してしまう。 しかしシークはブッチャーに優勝させない為 試合は大いに荒れ、結果は両者リングアウト ブッチャー組の自力優勝が断たれた。 そしてメインイベントは ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田VSファンクスで この両者の自力優勝が目前となった。 試合はお互い一歩も引かぬ攻防戦となり 結果は43分50秒・鶴田のリングアウト勝ちで 馬場&鶴田組が2年ぶりの優勝を果たした。 尚、この優勝戦は年間最高試合賞に輝いた。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 ★歳末特価[DVD] 全日本プロレス中継 世界最強タッグ列伝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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