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2014.03.28
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カテゴリ:プロレス・格闘技
三冠.jpg


インターナショナルヘビー級王者・力道山
PWFヘビー級王者・ジャイアント馬場
UNヘビー級王者・アントニオ猪木

日本の代名詞である名レスラーがかつて巻いた
この歴史的なチャンピオンベルトを
全日本プロレスはひとつに統一する計画を発表した。

選手たちの意思を通して
1988年4月15日、大阪府立体育会館
インターナショナル王者のブルーザー・ブロディと
UNヘビー級・PWFヘビー級の二冠王者である
天龍源一郎との間で史上初の
三冠ヘビー級王座統一戦が行われた。

しかしブロディの計算高いレスリングスタイルと
天龍の本気で激しい戦いが噛み合わず
両者リングアウトで王座の統一は実現しなかった。

そして統一戦2回目となったのは半年後の
10月17日、広島県立体育館
ブロディを破り第18代インター王者となった
ジャンボ鶴田と、天龍を破り第27代UNヘビー級と
第14代PWFヘビー級の二冠王者となった
スタン・ハンセンの間で王座統一戦が行われた。

しかしここでも鶴田の天才レスリングスタイルと
ハンセンのパワーで押すブルファイトが
全く噛み合わず引き分けで王座統一は実現せず。

この結果にファンが黙っておく訳がない!

1989年4月16日、後楽園ホール大会において
再びインター王者・ジャンボ鶴田と
PWF&UNヘビー級王者のハンセンとの
試合が行われた。

だが・・・

鶴田が長く試合を引っ張った挙句、
両者乱闘の引き分けという不透明決着に
当時、UWFの完全決着制度に慣れていたファンが激怒し
会場が騒然となる事態にまで発展。

この事態に鶴田は「次こそは決着を!」と
マイクでアピールしたが全日ファンどころか
真のプロレスファンにまで
「帰れ!」コールを浴びせられる事になり
後楽園ホールは暴動寸前。

この大事件に鶴田は背水の陣で
二日後の4月18日、大田区体育館でジャンボ鶴田と
スタン・ハンセンの間で満を持して
三冠統一戦、再々戦が行われた。

今度のルールは鶴田がエキサイトして
椅子で攻撃しようが、ハンセンが逆上して
レフリーを倒して何しようが、
リングアウト、引き分け、反則決着がない
完全決着フォール制の新・全日本ルールが採用された。

即ち、反則&場外で逃げようとも逃げられない
アルティメットルールでの戦いである。

このテキサス・アマリロのファンクス道場の
同級生である鶴田とハンセンの同期対決は

ハンセンがウエスタン・ラリアットを
鶴田に仕掛けたが、避けられた揚句
ハンセンがロープに激突し
一瞬の隙ができたハンセンを
鶴田が片エビ固めで丸め込みフォール勝ち。

決して噛み合わない試合展開で
完全決着とは言えない勝利であったが
初代三冠統一王者となった鶴田は

「誰の挑戦でも受けてやる!」と豪語。

その先には天龍源一郎だけではなく
他団体の藤波辰巳、前田日明の名も
言葉には出してはいないものの
満面の笑みでファンに応えた。


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Last updated  2014.03.28 20:29:02
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