力道山-Rikidozan-
日本人がいちばん 力道山を知らない・・・プロレスラー・力道山を題材とした日韓共同映画が「力道山-Rikidozan-」であり韓国では2004年12月に公開され日本では2006年3月より全国上映された。太平洋戦争が終わった1945年。貧困の祖国を離れ、いい暮らしを夢見て相撲取りになり単身日本に渡ってきたシルラク(ソル・ギョング)。だがそこは先輩力士からの厳しい指導を耐え忍ぶ辛い日々が待っていた。そんなある日、力士のタニマチ・菅野(藤竜也)の世話で座敷に上がる芸者の綾(中谷美紀)と出会う。身寄りのないもの同士深い愛情で結ばれていく二人。心の支えを得たシルラクは力士“力道山”となり関脇にまで登り詰める。順調に綱取りを目指す力道山であったがそこには目に見えない民族の壁が存在していた。力道山はそんな相撲界に見切りをつけ国籍や人種に囚われる事なく自分の力を試せる場として西洋のスポーツ“プロレス”に活路を見出すのだった。この映画の主役の力道山役には韓国No.1の実力派俳優ソル・ギョングを迎え、彼は体重を20キロ以上増やし日本語のセリフという難題も見事にクリアしその類稀なる役者魂に世界中が絶賛した。更に力道山の妻に中谷美紀、後見人に藤竜也、マネージャーに萩原聖人など日本からも豪華俳優人が総出演するだけではなく数々の名勝負を演じるレスラーには木村政彦をモデルにした井村昌彦にパンクラスの船木誠勝力道山をプロレスに導いたハロルド坂田に全日本プロレスの武藤敬司大山倍達と共に海外遠征をした力道山にプロレスリング・ノアの秋山準ほか有名格闘家が多数出演。これは力道山の実子である当時ノア副社長百田光雄が協力して出来た作品であるためプロレスラーが端役で出演する事になった。また公開された7月に東富士役の橋本真也が急死してしまい、この作品が遺作となった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村力道山 デラックス・コレクターズ・エディションソン・へソン