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テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:時事あれこれ
先日、出勤前にめざましTVを観るとはなしに観ていると、秋葉原発のアイドルグループ 「AKB48」の特集があった。 私もいい歳をしたオッサンでありながら「長澤まさみ最高!」などとイカレた事をほざいて いる手前、偉そうに言えた義理ではないのだが「おにゃんこクラブ」から連綿と続く、 シロウトに毛が生えた程度を一山いくらみたいに寄せ集めたものにどうしても感情移入でき ないというか、そもそもシロウトならそこそこ可愛い娘も探せばいるだろうに、何故わざ わざそんな中途半端なタレントを応援するのかがどうしても理解できないものでありました。 「おにゃんこ」全盛の当時、私は高校生でしたが「おにゃんこ」にハマる同級生に何故そこ までハマるのか理由を聞いたことがあります。 その同級生曰く「作られたものでない、そのシロウトっぽさがよいのだ」と。 冷静に考えたらそれすら”作られたもの”に過ぎないわけで、グッズだのレコードだので 金銭を搾取されている以上、立派な”プロ”なのですが、どうせ金を払うならちゃんとした (という表現もヘンだが)アイドルを応援する方が夢があって良いではないかと反論すると、 うまく説明できないがそれは違うし、仮に説明できてもお前には理解できないだろうと言う。 確かに20年経った今でも私は彼の言葉を理解できないでいる。 「おにゃんこ」「モー娘。」等、同じような方法論を踏襲し、そこそこの認知とピンでも 稼げるタレントを輩出しているという点から言えば、私の関心はともかく一応ビジネスと して成立していることは間違いない。 「おにゃんこ」「モー娘。」が本来どのような層に向けて生み出されたのかは知るところ ではないが、この「AKB48」が目指すところは非常に明確である。 ”萌え産業”や”萌え景気”はたまた”萌え銘柄”などという言葉からも明らかなように、 いまやビジネスを語る上でも無視できない”オタク市場”などと言うものが厳然と存在し、 全国に数百万単位でいるだろうと思われる が最大の課題だとも言える。 私は と言えばあからさまな「AKB48」などを見ると、分かっていて騙されているのかあるいは 本当にハマっているのかがよく分からなくなってくる。 他人の趣味をとやかく言うつもりはないし、基本的に他人が自分の金をどう使おうが知った ことではないが、特殊な趣味趣向を持った人間を蔑みながらも、ケツの毛まで毟ってやるぜ と言った露骨な商売のやり方には憤りを覚える。 勿論踊らされている方に問題があるのは重々承知した上で、である。 しかしTVを見ていて、かなり念入りなマーケティング調査に裏打ちされた営業方針の徹底 したキメ細やかさとかを見ると、分かっていても気付いたら分からなくなるぐらいにハマって しまうというのが正解ではなかろうか。 インタビューに答える眼鏡をかけたしたり顔の小太りがどこかで見たことがあるような気が するなーと思ったら…秋元康かよw このオッサン20年来こんな下衆な商売で荒稼ぎして、あまつさえその中のお気に入りを ちゃっかり嫁さんにするようなつわものだから、そりゃアキバ系のオタクごときでは 太刀打ちできんわなw どうでもいいが「AKB48」の公式サイトにおけるメンバー紹介が、キャバクラのそれに しか見えないのは気のせいか? 恐らくこの中のほとんどは芸能人として5年も生き残れないとは思うが、何を考えて搾取の 片棒を担いでいるのか、本音のところを聞いてみたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 18, 2012 06:17:53 PM
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