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テーマ:携帯電話のこと(2530)
カテゴリ:時事あれこれ
私が携帯電話を使用するようになってから約10年の歳月が経過しました。
関西デジタルホンから始まり、Jフォン、ボーダフォンへと移り変わり、現在はソフトバンク である。 この期間、一度もキャリアを変更したことはないのだが、積極的にそうしたかった訳ではない。 というのも、私の自宅マンション内では常に圏外の状態であり、不便なことこの上なく、 特に旧ボーダフォンは「海外で通じて国内で通じないボーダフォン」などと揶揄されていた ものであります。 しかし、長年使用してきた番号に愛着があり、また語呂合わせで非常に覚えやすいので、 番号が変わるということがどうしてもネックとなっていたものですから、この制度は誰より 待ちわびていました。 …などと言いながら実はまだ手続きの手の字もしていないのですがw この番号ポータビリティ制度って他国では既に導入している国がいくつかあるのですが、 香港を除いて稼働率はいずれも1ケタ台と大きな動きがないというのが現状だそうです。 で、日本でもおそらく初動は5%前後なのではないかと予想されています。 色々要因はあろうかと思いますが、一番の問題は手続きにかかる手数料。 元々契約しているキャリアに解約料を支払うってのは百歩譲るとしても、乗り換えていただく 側も同様に手数料を頂戴するというのはどういう料簡なのだろうか? その手数料が併せて\5000前後、更に機種購入費用に長期割引やポイント等は当然引き継げ ないので、ユーザー側からすればデメリットの方が高い気もします。 確かに、携帯電話会社からすれば、下手すれば自分のところの首を絞めかねない制度に対して、 お上主導で莫大な金額を設備投資させられているというのが本音であろうから、ユーザー にも応分の負担をしてもらおうという発想もわからないではない。 しかしこの環境の変化をマイナスに捉えている時点で経営戦略としては下の下。 むしろ千載一遇のビジネスチャンスぐらいに考える度量はないものかと憂慮しておったところ、 我らが孫正義先生はやってくれましたよ。↓↓↓↓↓ http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/softbank/story/24internetcomal02/ 報道を100%信じるならば、今回の施策に関して一般社員にも知らせていなかったとのこと ですが、今日に到るまでの広告戦略も、圧倒的シェアを背景に余裕すら感じられるドコモに、 auが果敢にシェアの拡大を狙っているという構図に対し、寒すぎて面白くも何ともない ”予想外”のコピーだけをゴリ押ししているだけの印象であったソフトバンク。 このちぐはぐな広告戦略が実はここに到る布石であったとは、私ごときにはまったく予想 できませんでした。 「お前ら、安けりゃいいんだろ?」 札束で頬を張り飛ばすが如くの傲岸不遜な本音がイヤらしいまでに滲み出てくるのは一昔前 のYahoo BBの時と寸分違わないのですが、いくら安くしようが私はソフトバンクという会社 を1ミリも信用してませんので、この電撃値下げが他社に与える影響を見極めてから速やかに 乗り換える所存でございます。 それにしても、制度の開始から一週間以内に何らかの不具合や大きなトラブルが発生するよう な気がするのは私だけでしょうかね…。 いずれにしてももう少し様子を見ることにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 14, 2012 10:31:56 PM
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