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テーマ:ゲーム日記(30981)
カテゴリ:社会人のゲーム事情
ニンテンドーDSのみならず、PSPにおいても”脳力”トレーニング系の二番三番煎じの タイトルがゴマンと発売されており、正直もうそろそろバブルが弾けてもおかしくないなと 感じている昨今。 本家任天堂から『大人の常識力トレーニングDS』が発売された。 世界的に有名な彫刻である”考える人”を、ミケランジェロの作と勘違いしたまま会話を 進めるカップルが登場する印象的なCM。 恐らく同じ代理店だと思うが、この手のCMを作らせたら任天堂作品の右に出るものはいない。 DS lite本体と同時購入した『DSお料理ナビ』と『NEWスーパーマリオ』以来DSのソフトは購入 していなかったのだが、上記のCMで興味をそそられ、昨日別件で立ち寄った店でフライング 販売していたのを見つけ、衝動的に購入したものである。 基本的なインターフェイスは『脳を鍛える大人のDSトレーニング』と似通っており、初心者 でもマニュアルを紐解く必要の無いチュートリアルの親切さは安心できる。 そもそも”常識”とは何か? 本作を監修している日本常識力検定協会代表理事であり立教大学名誉教授である水口禮冶氏 の定義を一部抜粋してみたい。 ”「常識」は社会の潤滑油の役割を果たし、人間が社会で生きるための最低限の必要条件と 言えましょう。” 何か小学生ぐらいの子供に「何で勉強しなきゃいけないの?」と聞かれてこう答えても多分 納得しないだろうなと思われるが、生きるための最低限の必要条件って言い切っちゃってます からね。もう衣食住と同じレベルの重要度になっちゃってます。 さらにその常識を構成する要素として、知識、良識、見識の三つが上げられるが、それらを 踏まえた吸収する力、判断する力、実践する力をもって”常識力”の判定ができるという ことらしいです。↓↓↓↓↓ http://www.nintendo.co.jp/ds/ajyj/what/index.html ま、おっしゃっている事は至極真っ当なお話なのですが、知ってて当然と言う割りには理解 していない人間が多いからこそこのソフトの存在意義もあるわけで、内容についても礼儀 作法やことば遣い、あるいは交通規則なんかは確かに常識レベルとして当てはまると思うの ですが、CMでもあった芸術や歴史的なことに関していえば、普遍的に知っておかなければ ならない、というほどでもないかなというのが最初の感想です。 つまり、カテゴリとして知識に該当する部分については、クイズとの境界線が非常に曖昧な 印象を受けたものであります。 本当に誰でも知っていそうなことばかりではこのソフトの存在価値もないですし、基本的に 毎日継続して臨ませる以上収録するジャンルも多岐に亘る必要があるということも理解は できるのですが…。 やはりこのソフトの対象は『脳を鍛える~』シリーズで獲得した比較的高年齢のライト ユーザーに向けたものなのでしょう。 『脳を鍛える~』シリーズと決定的に違う部分は、本作が求めているものは要するに知って いるか否かだけであり、選択式の回答ではあてずっぽうでも正解する可能性が非常に高い という点であります。 勿論、プレイ回数を重ねることによってその判定精度は上がるのでしょうが、確実ではない ということであります。 元よりそこまでの正確性を求めるものではないですが、限りある項目の集計結果に基づいて 数値化したものにどこまで信憑性があるかは甚だ疑問であります。 ま、それほど難しく考えなくても単なるクイズよりは役に立つのではなかろうかと思います。 因みに最初の常識力判断の結果は「50」で、ギリギリ普通といった感じでしたw 冠婚葬祭にまつわる礼儀作法とかが苦手なんですよね…w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 7, 2012 03:23:44 AM
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