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テーマ:ゲーム日記(30986)
カテゴリ:時事あれこれ
PS3、互換性に不具合のPS2ソフトが200タイトル (CNET Japan) ま、発売直後に何らかの不具合はあるだろうってのはもうガチガチの想定範囲内であるので 別段驚きもしないのですけれども、記事本文の内容からすればこれはもう完全に発売前から 把握していたっぽいし、取り合えずのネット上によるアナウンスも対応も、ある程度は準備 していたのではないかと言う気がします。 その事自体に企業の倫理性が疑われると言ってしまえばそれまでなんですが、一消費者としては 「またぞろ不具合が…」と目くじらを立てる以前に、自社同一規格のハードですら新しい バージョンと旧バージョンで一部互換(…でいいのか?)できないような製品しか作れない レベルの会社に、今更多くを望むつもりもないのですけど、あまりにも堂々と、 「PSおよびPS2のソフトは8000~9000ある。問題があるのはその一部のソフト。 音が聞こえない程度であれば、我慢すれば遊べるので問題ないと思う人もいるだろう。 ハードの進化による非互換の問題は他社(のゲーム機メーカー)を含めて業界として知られて いること。当初から互換率は100%ではないと考えていた。」(一部抜粋) こんなことを言われてしまいますと、怒りを通り越して呆れるしかないのですが、だったら 最初から互換性があるなどと謳うなという話ですよ。 開き直りか、性質の悪い逆ギレのようなコメントを発表するこの会社の広報は一体どういう 神経をしているのでしょうか。 挙句の追加コメントがこれである。 「PS3発売日の11月11日までにソフトの動作に対する修正をするため、我々は寝ずの作業を 続けるなど、最大限の努力をしてきた。(中略)企業として消費者に冷たい印象を 持たれかねない発言があったが、伝えたかった真意は『不具合という言葉だけで一概に 言い表すことはできないので(後略)」 え~っと、要約すると「俺たち寝ないで一生懸命頑張ったんだからこれぐらい大目にみろよ。 専用ソフトで問題があったわけじゃないからいいじゃん」ってことですかね? バカも休み休み言え。 どっからどう見てもこれは欠陥以外の何者でもないし、頑張ったから許されるという性質の 話ではない。欠陥があることが初めから分かっているなら何故問題を解決するまで発売を 延期しないのか。 ユーザーに負担を強いてそれが当然などという姿勢は言語道断である。 ハードの売り上げ数に対するソフトの売り上げが同時発売の全種類を累計しても1台あたり 1本にも満たない事実で明らかなように、当面専用ソフトでなく旧ハードのソフトを起動 するのは至極当然の行動だと思います。 11日の全国各地での騒動も、現在ネットオークションの価格が暴落していることで明らか なように、8万なにがしの販売台数の内、相当数が転売目的であるようです。 前日の夜中から並んでいた奇特な方々も、すべてが純粋に新ハードを手に入れることが目的では なかったというわけですね。 そりゃ一晩くらい徹夜したって3~4万の日当と思えば大した労力でもないでしょうなぁ。 ネットオークションなんてものが一般的になったとは言え、往年のドラクエ騒動なんかは 純粋に遊びたいという情熱でもって並んでいたことと比べたら、何というかさもしい世の中 になったもんだと思います。 流通、消費者すべてにさんざん迷惑をかけておいて完全に自分のところの責に帰すべきところ のものにこんな対応されたら、本来ソ○ーが受けるべきクレームの相当数が小売店側にも 行っていると思うと同情の念を禁じえません。 どうも奴らはある程度時間が経てば、PS2と同等のシェアが握れると安易に考えている節が 垣間見えますね。 ま、いずれにしても私は当面静観です。 精々大騒ぎして私が買うまでにはできるだけ問題解決しておいて下さいといったところです かね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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