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Dec 15, 2006
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先日、行きつけの小売店の店頭にて\1480という格安で売られていた為、いつものクセで
つい衝動買いをしてしまったのが今回ご紹介する『スターフォックス コマンド』です。

DSは『お料理ナビ』をダシに嫁に半分お金を負担させて本体を購入したもので、
ソフトは同時に購入した『NEWスーパーマリオ』の2本のみという状態が長らく続いて
おりました。

新しいハードを購入したら続けてソフト10本くらいは立て続けに揃えるという私の行動
パターンからすれば、意外なほど落ち着きを見せておりました。

元より、ハード特性とゲームとしての可能性は認めていたものの、やはりなじみのない
携帯機という点がそうさせていたのかも知れません。

ところが『常識力トレーニング』を購入したあたりから様子が変わってきます。

嫁がTVを観ている時など、物理的にTVを使用する据え置きハードが使えない時という
状況が多く、ちょっとした時間を活用できるDSの使用頻度が、俄かに高まったもので
あります。

そうすると厳密に言えばゲームではない『常識力トレーニング』では少々物足りなく
なってきた矢先、まったく偶然に本作と出会ったものであります。


「スターフォックス」シリーズと言えば、SFC→N64→GCと、任天堂の歴代ハード
で発売されてきた、いわば定番とも呼べるシリーズですが、”マリオ”と名のつくもの
と比べると、セールス的にも評価的にも微妙なものがありました。

そもそもSFCにおいては”スーパーFXチップ”の実験作、N64においては”振動
パック”の実験作的な位置づけであり、ゲームの本質よりもそういった部分の方が注目
されていたという不運もあろうかと思います。

かく言う私めも、シリーズはすべて購入しているものでありますが、マトモにプレイした
のは第一作のSFC版のみで、それもどちらかと言うと、同時期に発売されたメガCDの
『シルフィード』の方を、当時先駆けであった”ポリゴンシューティング”という
ジャンルにおいて支持していたものであります。

そんな背景でありますから、同シリーズにさほどの思い入れはありません。


で、今作の「~コマンド」ですが、機体の操作をタッチペンのみで行うという大胆な仕様
を受け入れられるか否かが、本作を評価する最大のポイントになると思います。

私の結論から先に申し上げますと、最初は戸惑ったものの、大した時間をかけることなく
慣れることができ、慣れれば非常に快適に操作できるものと思います。

十字キーではストイックな操作が要求され、アナログスティックの操作が苦手な私にとって
はこれ以上ないシステムだと思います。

具体的には、自機の前方に表示される照準を、行きたい方向乃至目標物に合わせるという
形ですが、感覚的な操作が可能で、素早い状況判断ができるといったところです。

欠点は、減速・加速が間違えやすいことと、”ローリング”の操作に比重がかかり過ぎ
ていることでしょうか。

現在一周目をクリアしたところですが、”ミサイル追撃ミッション”がその他と比べて
異常に難しく、5回に一回ぐらいしか成功しないのでイライラさせられたものですが、
マルチロックオンで簡単に撃墜できることに気付いてからはほぼ楽勝で進めました。

マルチシナリオに制限を設け、プレイヤー技術の向上に合わせて難易度を上げていく
任天堂らしい作りのうまさは相変わらずです。

ただ片っ端から倒していけばいいというわけではなく、戦略画面で作戦を練る必要がある
のですが、今のところ採るべきルートはほぼ決まっており、見かけほど考える部分は
ありません。そのあたりはまだ見ぬシナリオに期待ですね。


実は本作を購入した同小売店で『プロジェクトハッカー 覚醒』『メトロイドプライム
ハンターズ』
を同じ値段で既に購入しており、今密かに私の中でDSブームが加熱して
おりますw(折角買ったXBOX360の立場は…)

来年には『DQ9』も出るし、来年以降もDSの市場は安泰だと思われます。
Wiiも好調だし、ゲーム市場における任天堂の復権が、いよいよ現実味を帯びてきた
感じがしますね。






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Last updated  Dec 15, 2006 01:54:22 PM
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