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テーマ:ゲーム日記(30979)
カテゴリ:社会人のゲーム事情
年が明けて最初の月末。 小学生のお年玉平均額が史上最高額であったことが関係しているのかどうか知りませんが、 私の行きつけの各小売店においても、著しく在庫が少なくなっているような印象を 受けました。 年始故に新発売のタイトルが少なく、年末発売の大作およびそれ以外も軒並み見かけなく なったものであります。 ただし、「ニンテンドーDS」関連だけですが。 PS3はどちらのモデルも普通に店頭に並んでいますし、ソフトについても品薄観はまったく なく、むしろタイトルが少ないにも関らす供給過多の印象を受けました。 Wiiは本体はまったく見かけないものの、ソフトについてはそれほどでもなく、一部を 除いて普通に流通しており、更に一部は安売りされているといった状況です。 そんな中、ソフトもハードも活発に流通しているのはやはり「ニンテンドーDS」で ありました。 生産ラインをWiiにシフトしているのかどうかは知りませんが、いまだに本体も品薄状態 が続いているという事実に、一方ではハードメーカーである任天堂の流通計画を疑問視 しつつも、単純に「スゲーな」という感慨も隠せないものであります。 私はと言えば、年始のゲームは昨年末に購入した「DQM」を中心にプレイしていまして、 合間にちょこちょこっとプレイできそうな「IQサプリ」のゲームを買おうかと思って いたのですが、この間まったくと言っていいほど店頭で見かけませんでした。 で、昨日の25日、ようやく流通が回復し、話題の新作もチラホラと出てきだしましたが、 やっぱり、と言うかいずれも「ニンテンドーDS」関連が中心でありました。 で、結局購入したのはPS2の「タイトーメモリーズ2上巻」と、 表題の『ピクロスDS』であります。 実は私、初代GB時代からの「ピクロス」ジャンキーでありまして、初代GBの2作、 SFC版は当然として、ニンテンドーパワー版もすべてプレイしたものであります。 N64以降、任天堂ハードによる「ピクロス」発売がなかったものですから、旧PSや SSで他社製品の『おーちゃんのお絵かきロジック』だの『レインボータウン』だので 糊口を凌いでいた状況です。 しかしながら他社製品については、後発にも関らずインターフェイス面の不満が多く、 必ずしも満足のいくものではなかったものであります。 ある意味、DSというハード特性にものすごくマッチしているはずの「ピクロス」が 今まで任天堂から発売されていなかったことを意外に思いつつ、久々にプレイする 任天堂製「ピクロス」ですが・・・何かが足りない。 それは「マリオ」の姿でした。 NP版でも「マリオ」の姿はありませんでしたが、操作系が同じな為違和感もなかった ものであります。 ちょっと話はずれて、すごい細かい話で申し訳ないのですけれども、任天堂製の 「ピクロス」って独特の演出をされていたのはご存知でしょうか? 「ピクロス」の元となるパズルの正式名称は知らないのですが、雑誌などの紙媒体に おいては「ロジックパズル」とか言われたりしています。 「ピクロス」のルールについてはここで詳らかにしませんが、発祥が紙媒体なもので 基本動作は”書く”ことであるというのは並みの発想。 任天堂はゲーム化にあたり、”書く”ではなく”削る”という演出に変更しました。 これがゲーム性に非常にマッチして、効果音や操作感覚において、大きな効果を発揮 していたと私は思います。 で、今回DSでの発売にあたり、「タッチペン」による入力で、本来の紙媒体と同様の 感覚を再現することが可能になったわけです。 確かにタッチペンをなぞるという入力方法は違和感もなく、操作性も連続で入力する場合 にやや遅れが生じるものの、あまりにタイトな設定にすると予期せぬミスを誘発すること にもなりかねませんからそこは別にいいんですけれど、タッチペンで文字通り”書く” 動作が再現できたことにより、従来の”削る”という演出が使えなくなったという弊害は 否定できません。 そしてそのことも、「マリオ」不在の要因のひとつではないかと推測するわけです。 パッケージも中身も極めてシンプルなデザインで統一された『ピクロスDS』 そのゲーム性から、「脳トレ」以下に連なるライトユーザーを意識したものであることは ほぼ間違いないと思います。 方向性としてそれが正しいのは認めつつも、「マリオ」によって「ピクロス」の楽しさを 啓蒙された私なぞは、一抹の寂しさを覚えるわけです。 近作の『テトリスDS』が、任天堂キャラや音楽の総出演によって彩が加えられたように、 本作にもそれを期待するのはあながち的外れでもないと思われる。 ま、何だかんだ言っても楽しむだろうとは思うのですがねw 25日はこれ以外にも色々と購入を検討した作品が発売されたのだが、予算の関係で 抑え目。ガンダムのDVD-BOXの支払いが重くのしかかる・・・。 当面、緊縮財政を強いられそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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