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テーマ:ニュース(100162)
カテゴリ:時事あれこれ
あるある「不適切な放送」16件…社外調査委 (スポーツ報知) 以前、当ブログでも採り上げていた捏造問題についてなんですが、件のインチキ番組の 打ち切りという形で完全に終息していたと思いきや、記事によれば以後2カ月に亘って 調査をされていたのだそうな。 大変ご苦労なことだが、あんまり突っ込み過ぎると、寝た子を起こすと言えば言い方が 悪いかもしれないが、全然関係のないその他の番組にまで影響を及ぼす可能性もあるので あまり賢明なこととも思えない。 と言うのも、前にも書いたがたかがTV番組に100%の真実性を求める方が愚かなことで あり、仮にこの問題を追及し尽くしたとしても、今後同様のことが起こらない可能性など 万に一つもないと断言できるからだ。 何故なら、営利広告媒体としてのTV番組が視聴率でもって優劣を判定されるという仕組み において、所謂”演出”なしで結果を出せるような番組づくりなど、不可能とまでは 言わないが、大変に困難なことであるのが明白だからである。 だから何故に世間も業界も徹底して”許されざること”として追及の手を緩めないのか 理解に苦しむところである。 そりゃあ私とて、TVで放送している内容の全部が全部嘘であるとまでは思っていない。 これが例えばニュースJAPANか何かの特集で、滝川クリステルが斜めに構えながら 嘘捏造を垂れ流したりなんかしちゃったら、ちょっと待てよといった雰囲気も理解できない ではないが、如何に情報番組の体裁を整えていたとは言え、アプローチは完全にバラエティ のそれであり、志村けんなんかが出演しているモノにそこまでの厳密性を求める方が無理 があるということに気付かないものなのだろうか? 仮に、仮にですよ”真実でない、もしくは明確な根拠をもって真実性を証明できないこと” を、さも真実であるかのような表現をすることが放送倫理に反するということであれば、 同局で相当の視聴率を叩き出している細○数○や江○啓○の番組だって同じ理屈という ことになりはしませんか? むしろ後者の場合、当該番組が直接ご本人の利益の源泉となる売名行為に加担している分、 前者よりも遥かに性質が悪いように思うのですがどうでしょうか? 結局ね、件の番組に騙されたと憤っている人や、○木や○原のインチキを信じている人と いうのは、自身が信じたいと心から思っている人なんですよね。 だから冷徹な客観性でもってその真実を否定された件の番組が許せない、という論法に なるんだと思います。 後者の場合は、その真実性を証明することは不可能であると同時に、その虚偽を証明する ことも同様に不可能なだけに、批難を免れているフシがあると私は思っています。 そして、その部分こそが悪意ある者がつけいる隙であるわけですが、話が変わってきそう なのでこの辺で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 24, 2007 10:08:53 AM
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