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テーマ:ゲーム日記(30969)
カテゴリ:社会人のゲーム事情
随分久しぶりの更新のような気がします・・・って実際気のせいではないのですがw 正直ちょっとここをそのまま続けていくモチベーションが下がっているのも事実なんですが、 もうしばらく頑張ってみたいと思います。 この間、何をしていたかと言うと、別段何をしていたという訳ではなく、相変わらず衝動 買いで浪費はしているし、ゲームもしてるし、テレビも普通に観ています。 あ、もちろん仕事もちゃんとしてますよw で、何を今更はいつものことですので、そこは軽やかにスルーしつつ、最近プレイして クリアした、DCの『レンタヒーローNo.1』について書いてみたいと思います。 オリジナルのMD版は最近、Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていますが、この DC版も基本的にはMD版の内容に沿うものであります。 ただしゲーム性含め、ビジュアルからシナリオ的なものまで大幅にアレンジされています ので、実質は別モノ、と考えた方が良いかも知れません。 コージャという街に引っ越してきた主人公一家は、ホームパーティーに饗する料理の出前 を頼んだところが、何故かコンバットアーマー一式が送られてきて、そのまま即席の ”レンタヒーロー”となり、街の住人達の様々なニーズに応える、いわば便利屋みたいな 仕事をすることになった。 主人公は、SECAが斡旋する様々な依頼を解決し、報酬を貰う。報酬については全額 自分のものとなるが、コンバットアーマーを開発したSECAにアーマーのレンタル料を 支払い、電池代等も実費負担となる。 レンタル料とは別に、SECAに寄付を行うことによってアーマーはバージョンアップし、 性能が向上する。性能が上がれば、報酬の高い、より困難な依頼もこなすことができる という仕組みである。 非現実的ではあるが、これはすごく理にかなったシステムではなかろうか。 最初から悪意でもって活用しようとする向きには機能しないのが難点であるが、その問題 を解決できれば極めて合理的な運用が可能と思われる。 知名度がない間は近所のガキのラブレター配達とか、中華屋の出前とか、ヒーローショー の代役とか、下らない依頼しか来ないのであるが、実績を積むことによってヒーロー らしい仕事も舞い込むようになる・・・って、本作は基本一本道で自由度は皆無と言ってよく、 一定の依頼をクリアしないと次へ進むことはできません。 ただ、下らないイベントの数々も、文字通りのお使いイベントなどを通じて、オーソドックス なRPGにおけるそれをシニカルに表現しているのかもと思うが、多分私の考えすぎでしょうw 画面はシェンムーと同じく、街全体が3D化されており、その空間を自由に歩きまわる ことができる・・・が、屋内において頭上見下ろしの視点となり、自キャラを軸にぐるぐる 動き、時折ポリゴンが欠けたりもして、慣れない内は3D酔いになること必至です。 MD版ではその難易度を上げていた戦闘シーンであるが、本作では格段に簡単になって います。ちょっとクセがあったり、入力がワンテンポずれたりもしますが、大筋では問題 ないでしょう。 総プレイ時間は12時間程度で、ボリューム的には少し物足りないような気もしますが、 移動できる街の数が少なく、いたずらにイベントを増やしても変に間延びするだけだと 思うので、これはこれで丁度いいと思います。 ゲームとしては粗も目立ちますし、そもそもオリジナル自体が自らをB級と称していた ように、全編パロディと言うか、ギャグテイストなので万人にウケるゲームでないことは 間違いありません。 ただ、後半の、いわゆるヒーローモノにありがちなシナリオ展開とか、(バレバレだが) ラスボスのオチなんかはそれなりに評価できると思います。 惜しむらくは追加された新キャラクターが、余りにも取ってつけた感が否めず、シナリオ 中の整合性が希薄で、活躍する場が少なかったのが残念でした。 本作は同タイトルで旧XBOXにも移植されていますが、デキの方はどうだったの でしょうか? ちなみにゲーム中で使用する端末の名前が、 MD版→オテラドライブ DC版→クリームキャスト であったのに対し、XBOX版は何だったのかが気になるところw 中古価格もそれほど高いわけではありませんので、ナンセンスで肩肘張らないゲームを プレイしたい方にはオススメです。 そんなに時間もかかりませんし、何よりシナリオが短いものの寄せ集めなので、中々長時間 集中してゲームの時間が取れない社会人にもオススメの仕様となっております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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