怪獣と暮らす日々（セカンドバージョン）

息子はもちろんはじめてですが、
私も今日今夜、本当のサックスを聴いたような気がしています。
サクソフォンにできること　http://www.wf-moc.net/detail/041202.html


まろく、あまく、耳でなく体の芯に響く音でした。

ひごろ撥絃楽器（あれ？この字だっけ）ばかり聴いたり弾いたりしているので、
時に管楽器などの「人の息」の生々しさにはドキドキしてしまう。
弦やピアノの表現への迫り方と
管楽器の表現の方法の違いは、
奏法だけではないような、と。

感情をむき出しにすると
管は息が乱れてしまう原因になりそうだな、と。

してみると弦や打楽器（ピアノ含む）に比べ
表現の鋭さと感情を統制するもうひとりの自分が必要なのかしらん、などと。

ぼんやりと考察しているのです。



須川展也さんのかざらないお人柄もまたすばらしい。