愛するロス
しばらく、日記の更新ができなくて、申し訳ありません。また、皆様数々の応援のメッセージをいただきまして、本当にありがとうございます。今日は皆様に、つらくとても残念な報告をしなくてはなりません。 闘病をしていたロスは、12月14日夕刻に亡くなりました。14日は、朝からロスの調子は悪く、一時でも早い方が良いと思い、時間がかからず行けて、前日電話で少し聞いたら感じがよさそうだった、千葉市の初めて病院に、朝9時一番で連れて行きました。この病院は、今まで行っていた病院と比べ説明もわかりやすく、知識も方針もきちんとした先生でした。診断の結果は真菌が増えている。そのう炎にもなっており、そのうが荒れていると言う診断です。抗真菌と抗菌のお薬と、良い菌も死滅するので、それを補うものをもらいました。信頼のできる(少なくとも今まで行っていた病院より)病院だと思いました。薬を数日飲ませ、体重を維持していけば、良くなるということでした。 ロスは、体重もなんとか維持しているので、一人で食べているようでしたが、体重が落ちてきたので、13日夜、強制給餌を行いました。しかし夜中何度かに分けてはいてしまいました。翌朝の新しい病院での診察中も吐きました。診察後、薬を飲ませ、吐き気止めも飲ませたのですが、吐くことと強制給餌が繰り返され、今まで80gはなんだかんだ言って保っていたのですが、ほんの数時間で一気に75gそして67gとなってしまいました。67gは見るからに細く弱弱しくなってしまい、強制給餌したときには、立つ力がほとんど残っていなかったです。エサを食べさせた後も、疲れきって、じっとしている。ロスつらいの?がんばって!無駄に体力を使わせたくないので、ロスから見えないところで、そっと見守りました。肩での呼吸が、さらに荒くなる。ロスの容態が、危険な状態となった為、レイチェルを水槽から取り出し、妻と二人、目の前で声をかけ、見守りました。首を支える力もなくなっていく・・・。「ロス!」名前を呼ぶ。ロスは肩をあげ、苦しそうに頑張って息をしている。助けて何とかしてあげたいのに、名前を呼んで、励ます以外に何もできない。今日行った病院の先生に、2回も電話をして何かできないかを聞くが、状況は良い方向には行かない。レイチェルはいつものように、肩の上にのり、静かにロスを見ている。ついに、力がなくなり、しゃがみこむ。呼吸が荒くなり、いきなり羽を広げ、尾っぽをそらし、全身が力んでいる。もうこれが最期なのだと思いざろう得なかった・・・。羽を広げたロスを見て妻が、涙を流しながら「ロス飛んでるの?」と、声をかける。ロスは最期に、この1ヶ月間家の中をレイチェルと一緒に、飛び回ったことを思い出しているように見えた。ロスを手で支え、何度も名前を呼んで、「しっかり」と大きい声で呼びかける。力んで広げた羽も、元に戻り、ついに最期のときがきてしまった。ロスは、ロスの大好きな妻の手の中で、呼吸を終えてしまった。2005年12月14日17:30過ぎ。ロス永眠。まさかこんなに急に、しかも今日いきなりこんなことになるなんて思いもしなかった。 今となって言っても仕方ありませんが、前の子「シド」の経験から、ロスの体調が悪くなった事を早期発見し、すぐ病院に連れて行きました。前の子も連れて行った病院に。日記にはすべて細かく書きませんでしたが、2日続けてその病院に行きました。すぐに連れて行きながら、1日目その病院では、ふんの検査・強制給餌ついでのそのう検査をしましたが、何の診断結果も出してくれず、薬も、アドバイスももらえなかった。2日目も連れて行くが、糞が出ないのを理由にもう一度検査もせず、強制給餌だけして、さっさと診療を終える。何か原因は?どうすれば良くなるかの質問には、ちゃんとした答えはない。翌日も連れてくるべきかを聞くと、「それはあなた次第」と。他にも、「ロスを保温するために温度を上げると、レイチェル(♀)が卵生むから別居させたほうが良い」などの発言が。レイチェルはまだ生まれて50日ちょっと。卵のことを気にする必要はないと思う。移動でロスの体力を無駄に消耗しながら、連れて行ったのに何ひとつ連れて行った意味がなかった。無駄に2日が流れる。体重80gを維持してるから何とか治ると信じていたが、良くならず。今日の新しい病院に連れていく。家での処置の仕方の不慣れ不手際が悪かった事もあるかもしれないが、他にも原因はいろいろとある。「飼う前に病院は探しておくべき」と良く本にも書いてあるが、確かに鳥の診れる病院は探せていた。しかし、どんな病院か、前の子を診てもらっていながら、わかっていなかった。もしもはないが、病院にすぐ連れて行った日、今日行った千葉市の病院であったら・・・と思うと、なんとも言えない後悔と自責の念にかられる。あまり書くと、誹謗中傷になるので、これ以上病院について、書く気がないが数少ない鳥の病院の中に、あまり知識をもっていない鳥専門病院があるという現実が許せない気持ちでいっぱいです。またそれに気付けなかった自分達の認識不足にも悔やまれてなりません。また前の子も死なすことはなかったと思うとこの現状にいきどおりと無念さが募るばかりです。ただ、今さらいろいろ悔やんでも、最初に連れて行った病院が・・・など言ってもロスは戻ってこない。つらく胸が苦しい。しかし、自分たちよりロスがかわいそうだ。これからだったのに・・・。かわいそうなことをしてしまった。レイチェルも寂しそうだ。確かに鳴き声が今日は少し少ない気もする。今日12月15日、前の子シドが眠る公園に、ロスを埋葬した。箱にはお気に入りの、小松菜・豆苗・ひも・エサ・カトルボーン・水・お花などを入れてあげる。ごめんね。ロス。短い日々だったけどこの日々を絶対忘れないよ。いとしのロス皆さんには、ご心配をおかけして、いろいろなメッセージをいただきまして本当にありがとうございます。皆さんのコメントが、とてもうれしく思います。また、コメントをいただいたにもかかわらず、数日返事が書けず、申し訳ありません。皆さんのコメントには、明日お返事を書きたいと思います。前の子シドと、今回のロス。うちはオカメを育てる資格がないのではと、自責の念にかられる瞬間が、時々あるが、レイチェルは寂しそうだが、元気にシードや小松菜をついばんでいる。レイチェルを幸せに大切に育てていきます。