とっても嬉しい事
今日、非常に驚いたことに。俺の第二の故郷、タンザニアはしかもかなりの奥地から。なんとメールが来た。めちゃくちゃびっくり。発展したもんだなぁと思った。ちょっと昔までは、電気すらなかったのに。メールをくれたのは、『ページ一覧』の『ドクターコトーアフリカバージョン』で紹介している、マーゲイだった。マーゲイは、去年から自分のスキルアップのために、タンザニアはアリューシャにある畜産短大に通っている。今は学校が休みで、地元のムワンザのほうに帰ってきているんだって。彼女は、実は高校も卒業していない。日本で言うところの中卒なんだ。しかも、子供二人もいるというのに、なんてバイタリティ。がんばったもんだなぁと本当に思う。タンザニアは短大に入るには、英語のスキルも必要とされるんだけど、中卒のマーゲイは、もちろん英語なんて喋れなかった。でも、独学でがんばったんだ。去年、彼女から手紙をもらった時。大学に行きたいけど、学費が少し足りないから援助してくれと書いてあった。日本円にして4万円くらいだ。それで大学の終わりまでの学費が全てまかなえるんだから、俺はもちろん援助した。日本円にしたら、4万円でも。タンザニアでは、それはそれは、高額だ。タンザニア人のGNPが75ドルくらいというのを考えれば、わかるだろう。ただ金さえあれば大学にいけるもんじゃないので、マーゲイの学歴を知っていた俺は、あんまり期待はしていなかったんだけど。やつはやったよ。がんばったよ。ストレートで合格。こんなに嬉しい事はない。タンザニアで獣医をしていた時。最後にみんなと。いつかまた必ず、ここに戻ってくるから。だから、みんなもまた会う日まで元気で。そして、再会した時、お互い立派になったなぁと言えるように。日々精進を続けよう。と約束したんだ。こんな律儀なやつらは、そうそういない。みんなそれぞれ、自分の生活があり。普通だと、それに負われて、そんな熱血ぶった抱負なんかはいつの間にか忘れてしまい。自分らの生活に落ち着いてしまうもんなんだけど。こんなメールが来ちゃったら。俺も泣き言は言ってらんないよね。たった一通のメールでしたが、こんなに嬉しいメールはありませんでした。マジで、目頭が熱くなった。俺のかけがいのない親友からのメールでした。追記:とうとうこの日記も10000アクセスを突破しました。この日記に訪問された皆様、本当にありがとうございます。いつまで続けられるかわかりませんが、がんばろうと思います。