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~二次元と三次元の狭間~

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カテゴリ:大河ドラマ
2週間過去に遡って感想です。(9/20放送分)
(さらに言うなら、10回ぶりの感想ですかね??)
今日の分のを書いちゃおうかとも思いましたが・・・ぐっと我慢^^


この回は豪華でした!!
合戦シーンがお金かかってました。馬馬もいっぱいいたし・・・馬馬馬馬

しかしやはり新鮮だったのは、負ける側の視点だったことですよね。
西軍がかなり有利な感じの戦だった、っていうのも聞いたことのある話でしたが、それがよく伝わってきました。
西軍全軍のうち、3分の1しかちゃんと戦ってなくて互角だったんだったら、最初っからみんなで戦ってれば勝ってたんじゃないか・・・と、やっぱり考えてしまいます。

そして関が原と言えば小早川秀秋。合戦前に「まかせろ!」みたいなこと言ってたのにいざ戦の場所に来てみたら迷いまくっていて・・・哀れささえ感じました。そんで光成が出陣を促しに来た時にやる気を出させる為に発した、
「小早川様には、徳川を倒した暁には関白におなり頂きますので!」
が、逆に過去、光成に(というか秀吉に)利用されて殺されてた人もいたってことを思い出してしまい・・・のくだりは、なんという展開!と思いました。これを考えた脚本家はすごいなぁと思います。

一方、やっと小早川勢が動いたのを見て「これで勝ったぞ!」と喜んだのも束の間、寝返りに気付く光成。盟友・大谷吉継がピンチに!
さらに徳川軍も動いた、でも毛利はあいかわらず動かず・・・!

・・・と、戦場が大混乱する様子が、非常に真に迫ってました。

しかもしかも、光成の陣にこともあろうに福島正則が・・・

別にこの大河をずっと見てきても、今まで光成に感情移入したことはなかったのですが、この時ばかりは、その無念さがひしひしと伝わってきました。

つい最近登場したばかりの島左近(役の役者)が、この1点に全てを凝縮させる迫真の演技で光成を庇いつつ、逃げて生き延びよと言い、、「さらばでござる!」だっけ?あの最期の別れのシーンは心が熱くなりました。

だけども、私は戦国時代に明るくないのでよく知らないのですが、なんで毛利は動かなかったのでしょうね??今まで関が原を描いたドラマなどから、まあ、毛利はそんなにやる気がなくて戦の様子を見守っていた~という印象を持ってはいたのですが、、、やはりどうしようかと思っているうちに小早川が寝返ったのを見て、もう参戦する気はなくなったということなのですかね。。。だったら何故、西軍の頭領(?)になったんだよ?と思ってしまいますね~。

そんな風な視点を新たに教えてくれた今回の「天地人」でした。

一方、兼続達の戦いも大変です。
最上に降伏を求める文書なんか出す余裕があったと言うのに、光成敗北の知らせで全てが180度変わってしまった。
やっぱ戦争ってこういうものなんだなと妙なところで実感。


次は光成が死んだ回の感想を書いて、さらに今週分まで追いつきたいと思います





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Last updated  2009年10月05日 00時09分38秒
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