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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:大河ドラマ
最後に鮮烈な光を放ってくれました。
何が良かったって、一番は真田幸村と兼続が会うシーンです。 上杉が「義」の象徴だった時代は既に終わりました。 兼続は家康に「アンタ、前に「豊臣に忠誠を誓う」っていう誓いを立てておいて完全に反古にしてるけど、それわかってるんですか?あっそう、わかってるの。だったらいいんですよ、納得です」とか嫌味を言いに行きましたが、あくまでも嫌味であって諫言ではあり得なかった。保身?秀忠の世に期待しているから徳川に従うんだ、とか言って・・・その理由には心の底から感心しました。就職活動で、人間関係で辞めたのにもかかわらず何か別の前向きな理由を必死に考えるのに似てる。そう考えると、本当に素晴らしい理由を思いついてて凄いと思います。 一方の福島は必死で訴えていたので可哀相になりました。本当に関が原で徳川に付いた事を悔いてるんだろうなぁということが伝わって来るので・・・。 そんなわけで、徳川に義なしと承知の上で徳川に味方した上杉は、大阪冬の陣に参戦。 そして夏の陣までの期間、既に堀も埋められているという頃に兼続の元を幸村が訪ねて来ます。 幸村は言いました。 「密かに夢見ていました・・・上杉とともに、あの関が原の雪辱を果たす日が来る事を・・・でもそれはもうかなわぬ夢」「豊臣に勝ち目はありません。今生のお別れです」 負けると分かっていても豊臣に忠義を尽くす・・・これこそ、「義」を貫く姿なのでしょう。 現実と折り合いをつけることにより、既に上杉からは失われた心。 (大河の中で)「兼続に影響を受けた」とされる幸村の中に生き残っていた。 そんな幸村を目を細めて見つめる兼続の心には何が去来しているのか。 あんなに重きを置いてきたはずの義をいつの間にかどこかに置いて来てしまったことに気付かされる兼続・・・ このシーンは、素晴らしかったです。 それから、大阪城が落ちる時のシーンもとっても良かったです! あんなに淀がいい人に描かれていたのを見たのは初めてです。相当画期的だったのでは?? 千を逃がすことで尊厳を見せ付ける・・・そんな誇りに満ちた豊臣の最期と、勝利は収めたがその名を自ら貶めた徳川、という対比が非常に新鮮でした。 次週、いよいよ最終回!!! 男の生きざまシリーズ 戦国武将入浴剤 真田幸村 30g★税込3150円以上で送料無料★[男の生きざまシリーズ] 戦国武将の旗をイメージ 武家ようかん 真田幸村(六文銭) 単品 あると何かと便利な付箋に人気の戦国武将の家紋と名前をデザイン!武将スティックメモ【真田幸村】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年11月18日 00時23分34秒
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