～二次元と三次元の狭間～

2週間も前の感想ですが、書きたいと思います！

山本琢磨が脱藩した･･･でもその影には実は龍馬の影響があったのです！！

ということで、「大河だなぁ～～」と思いました。

まあ私は山本琢磨という人物のことは今回の大河で初めて知りましたけど。。


武市が大変なことになっています。
幕末に組織された名のある集団って、いいか悪いかは別として、みんな規律を重んじますよね。やっぱり何かをしようとするならキッチリしなきゃらならいっていう、その時代の空気があったのだろうなぁと思いますね。
規律がないとあっという間にならずもの集団になり下がっちゃうし。

というわけで、今回の「時計をカツアゲして古道具屋で換金」事件です。
涙を飲んで切腹という結論に至った武市だったが、以蔵が龍馬に泣き付き、話を聞いた龍馬はそれに納得いかない。
助ける努力をしないで性急に切腹とはこれ如何に？！というわけで、カツアゲ被害者の商人の店に行って頭を下げたりと努力し、訴えを取り下げてもらった。武市もそうかそれなら･･･という心の揺らぎを見せ、これでめでたしめでたしかと思いきや！！なんと当初は切腹という結論に声を失っていたはずの取り巻きたちが異を唱えるではないか。
そして武市も結局、切腹の結論を変える事はなかった。

いや～～
組織の恐ろしさを感じました。


今回は、映像的には、椿の花がとても効果的でした。
最初のほうからずっと、武市の部屋に飾ってある椿がやけにカメラアングル的に目立つように入ってきていたので、絶対なにかあるんだろうと思ってましたが、、
最後に龍馬に「花を愛でることのできる武市さんは本当は仲間を大切にできる人」というようなことを言われて、刀を抜いて椿の花を首から落とす武市。
自らに言い聞かせているようで、胸が詰まるシーンでした。

結局、龍馬が山本琢磨を逃がしたおかげで、武市は上司に罵られながら土下座。
そして武市は龍馬に「お前が逃がしたんだろ」と言ったけど、責め立てたりはしなかった。
これで良かったと思っているのかなと思いました。
でもそれは龍馬が正しかったという結論とは違うだろうけど。

龍馬は、武市の立場としてはああするしかなかったということを察して実行犯となり、
武市は、それがわかっていて責任は全部被った。
･･･というのが、理想だったな。

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武市家の家紋かわいい。。