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テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:大河ドラマ
龍馬は大阪に行って、勝塾に入る人を集める仕事を始めます。
「おんし、いい体しとるの~。海軍に入らんか??」 と片っ端から声かけ!まるで昔の自衛隊の勧誘のようだ・・・(注:伝聞によるイメージ) しかし誰も入らない・・・ でもこれは龍馬の対人交渉能力upに役立つ仕事だったのでは??^^ そうこうしているうちに、なんと土佐勤皇党から人が来ると言うではないか! メンバーの3人は、武市の命で来たという。頑迷な攘夷派の武市が何故、と思ったら、なんと容堂の命でもあると言う。 一瞬、不穏なものを感じる龍馬。 だって、武市は容堂に色々進言する立場であるのに、武市の思想と容堂の動きは真逆ではないか。 しかしまずは勤皇党の3人が来てくれたことを喜んで大歓迎します。長次郎への差別意識を和らげようと、一瞬でも沈黙が支配しないように必死でしゃべり続ける龍馬にはちょと感心しました。なるほどこういう人物なのかと。 もし初対面でこういう人間に会ったらどういうイメージを持つか? 気さくに話しかけてくれる、親しみやすくて好印象な人だなあと思う人と、なんか軽薄な感じで調子ばっかりいい、信用していいのかわからん人だなあと警戒する人と、両方いますね絶対。 さて龍馬は、勝塾のみんなが弾道計算方法の勉強をして、「これで黒船に勝てるぞ~!」と喜んでいるのを見て愕然としています。「なんでみんな、抑止力の為の軍備だということを理解してないんだ!」とか思います。 そんなシーンを見せられてこっちが愕然としましたが・・・^^ いざ戦争となったら実際に戦わなきゃいけないんだから当然じゃないの?とこの時点では思いました。 これも相当いかれたシーンじゃないですかね?? 龍馬はわざわざ勝に相談に行きます。「みんな、戦争に勝つ為に訓練をしてる。みんなは目的を全然理解していない!!どうしたらそれをみんなにわからせることができるのか??」と急に上から目線 しかしそんな龍馬に優しく諭してくれる勝。 海外の技術に触れて訓練しているうちに色々事情が分かってくれば、徐々に勝てないことを理解していくものだ、と。 龍馬「なるほど~~~!!さっすが勝先生~~~!!」 龍馬は無邪気で癒されるのかも知れないけど、相手するのはちょっと疲れますね・・^^この勝は辛抱強く教育している感じが滲み出ています。勝って結構、突き放すタイプなイメージがあるのですが、この勝はやさしくて新鮮です。 でも勝の説明は龍馬の疑問に答えてたんですか?なんかズレを感じたのですが・・・ しかし龍馬が納得したということは、ズレてないんですよね?つまりここで初めて、「軍備を整えれば戦争にならない=戦闘行為は『一切』しない」みたいな思想を共有して勝と龍馬が先々週盛り上がっていたのだとわかりました。 そういう意味ですよね?今の軍備じゃ外国に勝てないことをみんなに悟って貰いたいというのは当然ですけど、それを悟ったら次は勝てるような技術を手にしようっていう段階に行くわけじゃないですか。今の技術をマスターしただけで無邪気に「これで外国に勝てるぞ♪」とかみんなしていつまでも思ってたら終わりですけど、同様にこれで戦争しないで済むと思っても終わりです。まさか今の技術で満足するわけもなし、当然海軍操練所だってそういう方向性を目指していると信じていたのですが。 なのに、いくら大河とはいえ無理やりすぎじゃないでしょうか・・・大砲を操れる人材を作っていながら、「抑止力なのだから戦争に勝つ為の訓練は目的を逸脱している」とは・・・?核兵器使用じゃあるまいし。そりゃ~、そんな思想を共有できる仲間はいないだろうなあと納得しました。現代なら一部にゴロゴロいますが。 普通は、いざ戦闘となったらちゃんと戦って勝てなきゃ意味ないし、少なくとも勝つぞという気持ちでなかったら兵士の士気も保てないでしょうに・・・ で、ここになんと途中から以蔵登場。 武市に勝暗殺を示唆されて早速勝の所に着て見れば、なんと龍馬がいるではないか。 こりゃまずいと思って出直そうとしたのに、龍馬が気付いて騒ぎ立ててしまう! 勿論わざとであった。そしてわざとだと気付いている勝。 こういうシーン好きです。 しかし前も書きましたが以蔵小さいなー!龍馬と全然体格が違うよ・・なんか「こんな子供がわけもわからず人斬りなんかやらされて、不憫な・・」という雰囲気 以蔵はあっちでもこっちでもおいしい感じになってます!! 地球儀のシーンは良かったです。 以蔵に地球儀を見せて世界の広さと日本の小ささを説明しようとしたら 龍馬「だ~か~ら~!それはもうみんな知ってるからムダだって!」 勝 「いーから説明させろ!この地球儀高かったんだから!」 ・・・確かに一理ある(笑) しかしなんと以蔵は「ええ~!これが日本?!」と驚いています。 なんということだ、以蔵は武市になんにも教えて貰ってなかった・・・なんと可哀想な扱い。 でもちょっと待って、確か武市センセは以蔵に「昔のまんまのお前でいて欲しい」とかいう台詞を吐いていたんじゃなかったっけ・・・記憶捏造してますか?でももしそうだったら、なんか符合しますよ・・・センサーに引っかかってます。 でもって龍馬は勝に答えを聞けたので満足して、以蔵に勝の警護を頼んでおいてそして以蔵を残して一人大阪に帰ってしまいました。 勤皇党の誰かに見られたら以蔵がどうなるかという心配は特にしなかった模様・・・ 以蔵も「武市先生に知られたら怒られる」と言っていたけど、結局ほだされて警護しているのだった^^ 以蔵は純粋でかわいいということが強調されてました。 来週はついに攘夷が決行されます。 と言ってもやるのは長州だけですけどね・・・ そして長州がぼろ負けして久坂の呆然とした表情が映ってそして勝や龍馬が「ほーら言わんこっちゃない」とか言うのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月03日 20時52分15秒
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