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テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:大河ドラマ
毎年、大河ドラマの内容に合わせて行われる展示会。
「新撰組!」「篤姫」そして今回の「龍馬伝」と、いつから毎年やるようになったのかわかりませんが幕末モノは皆勤賞! 風林火山や天地人はどうだったっけかな・・・? 大河ドラマの役者のパネルを展示するようなのであれば、多分上記は全部行ってるんですが^^ で、今回。 江戸東京博物館にて、「龍馬暗殺時の血しぶき付掛け軸の本物がある」という期間を狙って行きました。 篤姫と同じくらい混雑してましたよ~!大人気です。 で、展示の内容ですが・・・ NHKがやってる展示だし、毎年、多少は大河準拠傾向があります。 でも展示をじっくり見ることで「大河では描かれなかった史実」がわかるので、私はこの展示が好きです。 そういう点で今回良かったのは、まずはやはり、武市半平太でしょう!! 武市の「史実」が展示されていて安心しました・・・って当たり前なんですけどね!そんな感想を持つのは、展示物を考えた人に失礼ですけどね! あと嬉しかったのはやはり、中岡慎太郎です。 大河では1秒も出てきていませんが(「今画面に映っている、土佐勤皇党のその他大勢の中のどれかが中岡慎太郎のはず」等の出番除く)、優秀で大注目人物であることがたくさん説明されていました。やったー! しかも、薩長同盟についても中岡慎太郎が考案していると説明されており、心の中でガッツポーズ。 そして!一番気にしていた高杉晋作の扱いは・・・ なんと、龍馬は物凄く晋作を高評価!!と解説がついていた。 勿論晋作の方も同じであった・・・ということで、晋作が龍馬に贈った扇(漢詩付き・・勿論晋作が詠んだ漢詩)と、かの有名な拳銃が展示されていました。 扇も贈ってたんだ・・・ このコーナーはとっても癒しでした。かなり長々とガラスケースの前にいましたね♪ それと長州関係では幕府vs長州の戦いに参戦し、勝ったことをうきうきと報告する手紙・・これは外せない展示物です。 この手紙の中に書かれた中で私が好きな言葉・・・「ヤキツクス」 焼き尽くすことが好きなんじゃなくて、それを龍馬が嬉々として書いてるというのを考えると嬉しいのです。 龍馬は平和主義だった、というイメージを崩す史料はなんでも嬉しいのです。 この辺が今回、大河でどうなるか・・・いや~ホントに楽しみにしてますよ。 戦いに参加しつつ絶対に敵を殺さない不殺の思想を貫く龍馬。だって同じ日本人同士でなんで殺しあう必要がある?!とか、なりそうですね~~!最早それも楽しみの一つ。 あとは・・・大政奉還関係では、考え方の骨子についてはこれこれの人物が既に唱えていた考え方だということを何人か紹介されていて、勉強になりました。 だいたいが、大政奉還と言うと「あの時、龍馬だけが考え付くことができた」「龍馬だけが先を見据えていた」というような偉人PRが激しい感じになってしまいがちで、正直うんざりしている私ではありますが、そのくせ、じゃあその考えはどこから来たんだと言ったら「やっぱ勝海舟かな?」くらいにしか気にしていなかった・・・ということに気付かされました。 更に、実は大政奉還がうまくいかなかったら龍馬は徳川慶喜を斬るつもりだった!ということについても展示されていました! 私はこれを知らなかったので、非常に興味深かったです。 そして嬉しかったです。やっぱやるときはやる男だ~って。 案を考えたことじゃなくて、それを実現化する為に頑張ったことに龍馬としての存在意義があるわけで、実現化に命をかけていたことが伝わってよかったです。 あとはこれを見た人が、「龍馬=絶対平和主義」じゃないんだということを感じて欲しい! ・・・と思ったのですが、多分展示物を考えた人もそういう考えだったんじゃないかと推測。 だってわざわざこの展示を入れたわけですからね。 亀山社中の評判が悪かった様子の説明があったのも楽しかった。 やっぱり、こういう集団は一般人には評判悪かったりしますよね・・奇兵隊、新撰組しかり。 だからより規律が必要で、規則がいるんだよね。 最後に・・・展示物を解説してくれるレコーダー(声:岩崎弥太郎・¥500)は楽しかったです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月09日 18時09分44秒
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