～二次元と三次元の狭間～

「高杉さんたちがお戻りになりました！」
ということで、芸州口陣屋にいる桂の元に晋作一行が戻ってきました！
着物も変わって、落ち着いた黒っぽい色だけど合わせ目が白くっきりでおしゃれ♪
笑顔で出迎える桂＆奇兵隊？のみんな。

しかし、武器を手に入れることはできなかったと知り、一同に落胆の空気が･･･
晋作「すまん、桂さん･･･」
つらっそうな顔をする晋作や俊輔。
桂　「･････いや！晋作が戻ってきてくれて、みんな大喜びじゃ！のう！」
みんな「おお！」
晋作「長州は負けやせんよ･･幕府を迎え撃つのみじゃ！」
みんな「おおーー！！」


桂と晋作のわかり愛が素晴らしかったというか、感動しました。
「すまん、桂さん･･･」と言った時の晋作は今まで見せたこともない表情で、やっぱ信頼してるんだぁと思って嬉しかった。
そして、やはりこの2人はトップの人間です。
トップが弱気になれば、それはすぐに下に伝わってしまいます。
すぐにみんな気持ちを盛り上げようとする桂。
それを見てこれまたすぐにみんなを鼓舞して、この落ち込んだ空気を払拭させる晋作。
盛り上がる隊のみんなの真ん中でじっと見つめあう桂と晋作は、厳しい状況だという認識を共有し、そして、もうこれでやるしかない、という決意を確認しあったのであった！！

晋作が初めて、自分の藩の人間とちゃんと交流？するシーンだったわけですが、
良かったと思います！

でもって、第3部以降の晋作のシーンを見直してみたのですけど、やっぱり晋作の身長演出ってやっぱりあるように感じました！構図的にちゃんと晋作の方が（画面上だけでも）小さく見えるようにしてたり、人と相対する時に下から見上げる感じにしてることが多々ある。今回もやっぱり桂に上目使いだったし、一応、気を使っているのかなぁと思いました。

あとは桂が晋作のこと晋作って呼んでたのが良かった～
聞多も晋作って呼んでて欲しいですね。俊輔は、高杉さんですかね！


長州はこのへんにして本ストーリーの方ですが･･･

龍馬は中岡と共に薩摩に行き、西郷が下関を通過したのは、船に幕府のスパイが侵入していたからだと聞く。
致し方のないことではあったが、既に失った信頼は取り戻せない･･･

そういう時は手土産を持っていくもんだ！と龍馬。

どんな手土産かと言えば、「例えば、軍艦10隻、ミニエー銃1万丁･･･」晋作から聞いた内容を述べる龍馬。

もう言葉だけじゃ長州は信用してくれん
薩摩の覚悟を示めさんといかんぜよ！

いや～、なんか、私自身のイメージよりも薩摩と長州が対等っぽいですけど＾＾
ここで長州を滅ぼしたら次は「薩摩征伐」であり、そうなれば薩摩もおしまいであるという話になっているので、薩摩も決断の時なのだ！という感じですよね。
で、決断したらもう後戻りはできないのである！という･･･
長州ファンとしては悪くないです＾＾

イメージでは、第2次長州征伐での長州の結果次第では仲間になるよ、まずは結果を見てからだという余裕を見せている感じ。
武器だって、薩摩は名義を貸しただけで特に不利になる点はない。
まあ、私も読んでるものが偏ってる可能性があるので「実はこれが史実に近い」とかなら･･･嬉しいかな（笑）

ただ武器購入に関しては、桂と話し合った結果、桂（長州）と龍馬のどちらが提案したのかは諸説あれど、最終的に武器購入の案が出てきて、それを薩摩に持ちかけるという展開との認識ですが。

だからいきなり龍馬が勝手に薩摩に提案してるのは驚きの展開でしたが
ドラマ的には盛り上がってて良かったですね！


あと、手土産って言ったら、普通、プレゼントですよね？
手土産代を貰う側が払うということではないですよね。
ということは、長州側が「薩摩に借りを作りたくない」と言って支払うという展開ですか。

なんにしても重要な局面に来ていますので、来週も楽しみにしたいです♪


その他☆
新選組の近藤勇がお龍目当てで寺田屋に通っていた！！
近藤の新選組と言えば、亀弥太を殺し、以蔵を捕まえて死に追いやった張本人！
殺気をみなぎらせる龍馬は良かったです。
寺田屋での殺陣シーンも盛り上がりました～

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