|
テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:大河ドラマ
中岡慎太郎ファンの皆様こんにちは。
今回の「船中八策」を読んで感涙する中岡慎太郎はいかがでしたでしょうか・・・ ●船中八策● 今回は凄かったですね~!これぞ大河ですかね(笑) まずは後藤象二郎が船中八策にめちゃくちゃ食いついててスゲーと思いました。 私も龍馬が書いてきた紙を見て字が物凄く汚いなーと思っていたので、その点は後藤様と気が合いました! で、中岡も同様に食いついておりましたが・・・ 私は実を言うと晋作存命中までは色々細かく情報収集するのですが、死後のこととなると熱意が落ちる傾向があります。 中岡慎太郎も好きなんですけど、船中八策を見てどう感じたかを想像できるほどには彼に対する知識はないです。 てゆーか、船中八策についてさえも条文以上の知識ないです。(龍馬にも特別興味あるわけじゃないので!) しかしながら・・・恐らく、アレはないだろうと^^ 何に感動してるのかよくわからなかったし・・・ 船中八策って、龍馬伝龍馬も言ってたけど、全部いろんな人の考えが元になっているわけですよね。それを8条にまとめたのはスゴイのかもしれないけど、1つ1つは既存の考えであるわけだから、長らく志士活動をしていた中岡慎太郎だってほとんど聞いたことある内容だったんじゃないかと想像するんですが・・・そうでもないの? ドラマでは、今まで出会った事のない斬新で先進的な考えを見てかつてない衝撃を受けていると言った様子でしたので、かな~~~り違和感を覚えました。 後藤様の時も同様。 ドラマ的に「龍馬、スゲー!!!」な作りでしたが、後藤や中岡が目をまんまるくして衝撃を受けまくっている様子を見て、かなり白けておりました。 勿論、実はドラマのあれは正しい、中岡の手記で「船中八策の斬新さに身が震えた」みたいな文があるんだよと言われれば、そうだったんだ~びっくり!意外過ぎる!と思った後に、私の中の中岡慎太郎像を修正します(笑)。 一応感想書く前にWikipediaで船中八策調べたんですが、船中八策と龍馬は全然関係ないという説もあるようで・・・龍馬が船中八策を書いたことを示す証拠が何もないって・・・逆に、じゃあ何を根拠に龍馬が書いたと言われているのかが気になる。 ●大政奉還(薩土盟約)● 薩摩の西郷が後藤様に会いたがっております!と、龍馬が後藤に報告。 後藤は、薩摩が土佐を武力討幕に引きずり込むつもりでは?と怪しむ。 そうしたら龍馬は・・・ 「恐らくそうでしょう。でも、薩摩に"大政奉還に協力する"と言わせさえすれば、こちらの勝ちです!」 と言った・・・ なんでそれで勝ちなの?!全然理解できませんでした・・・ 改めて考えてみても、どーしてもわかりません。誰か教えてください。 とりあえずそこは置いといて勝ちなんだという前提に立ったとして、龍馬はどうやってその台詞を言わせようとしてたのだろう。まるで「俺にいい考えがある!」という雰囲気だったけど、先週の「いろは丸事件」とは違って会談では特にそういうのなかったような。 会談のシーンはとっても良かったですよvvv 土佐側は後藤と龍馬とあともう1人(誰?)。薩摩側は西郷どんと小松帯刀とミッチー大久保、中岡。 薩摩の面々の迫力がたまらんですね。 大政奉還?幕府が自ら政権を返上するというならそれが一番いい。我々も協力しよう。 と、西郷丼や小松帯刀も落ち着いて返事しています。 ミッチー大久保も土佐の考えに従うべきと思いますなどと言っています。 訝しがる後藤・龍馬・・・アッサリ「こちらの勝ち」なはずの台詞を言われるも、明らかにおかしいこの状況に戸惑い、黙りこくっています。 緊迫した空気が流れる・・。 そんな中、中岡一人「何を言ってるんです?!なんで今になって大政奉還?!」と馬鹿丸出し(涙)。 しかし勿論、薩摩にそんな気は更々ない。 「是非土佐藩には大政奉還を頑張って貰いたい、しかしそれがダメだった時には武力倒幕に加わって頂く!!ちゃんと兵を出して貰いますよ。。。どうですか」 了解するしかない後藤。 言質を取られたのは土佐の方であった。 これは完全に負け。。だよね しかも少なくともあのドラマ内では薩摩はどんな協力をするのか全然言ってないけど、土佐的にはあんな会談でいいの?何を盟約したのか全然分からないよ。薩長同盟の時は明文化しなかったとは言え、かなり細かく詰めたじゃないか。ま、別にいいけどさ・・・ ちなみに「薩土盟約」もネットでざっと調べてみたけど、中岡視点では「土佐を武力倒幕への道へ引き込ませることができた」という功績となっていて面白かったです(笑)。 しかし龍馬、 「日本を船中八策みたいな国にする為には戦争はイケナイ、何故なら遺恨を残すから。話し合いで決めなきゃダメ。」って・・・来たよ~。 前も書いたことですが、この伏線張っといて、そんで結局は戦争になって会津等と戦って遺恨が残り「ほ~ら言わんこっちゃない、龍馬の言うとおりにしておけばこんなことにはならなかったのに」という流れにするつもりでは?! だったら最悪ですね~ 或いは「この時点で龍馬は、戦争になった場合にどうなるかを予見していた」とでも言いたいのか。 だいたいこの時点では思いっきり遺恨残ってるんですけど、長州側には・・・。 結果的にはある意味、お互い様って思いますけど。 長州は禁門の変などで先払いしていて、幕府や会津は戊辰戦争で後払いする。 薩摩はいつもうまいことやっててズルいんですけどね(笑)。 でもそのツケは、西南戦争で支払ったということかな。 勿論世の中そう公平ではないので、勝ち逃げやその逆もあるわけですけれど。 で結局、中岡は感動してたけど、賛成もしてたの? ドラマ見ててもよくわからなかったんですけど!!! 今回、よくわかんない所がいっぱいありました。 ●弥太郎● あわわ・・・弥太郎が・・・ 「戦争こそが一番のビジネスチャンスじゃあ~~!!」 なんですかこの悪人描写は・・凄いですね。 そんな弥太郎にグラバーが嫌な顔してるのには正直、驚きを隠せませんでした。 おいおいお前だって今までさんざん日本人相手に戦争で儲けてきたくせに^^あ、そうか、商売敵ができて儲けが減ると思って渋い顔してたのか。 まあ百歩譲って、日本人のくせに日本人相手に戦争で儲けるなんて国を愛してないのか?!と思ったのかもしれない。 で、大浦慶もヘンな顔してた・・あれは弥太郎を軽蔑した表情? でも海援隊も武器で儲けてるんじゃないの? なんか本当に、色々とよくわからなくなって来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年10月25日 15時28分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[大河ドラマ] カテゴリの最新記事
|