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テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:大河ドラマ
長崎でのイギリス人殺傷事件と切支丹弾圧の話でありました。
ドラマ的にはちょっと一休み(?)的な回だったような気もするけど(それは次週か(笑))、結構良かったかな。 土佐では、後藤が山内容堂と面会しています。幕府に大政奉還を勧めるべし!と容堂に迫る後藤。 容堂が「わしから引導を渡せと言うのかぁ~」と言ったら「では武力倒幕しますか?!」と後藤が言い出すのでかっとなって後藤を組み伏せる容堂!「幕府に大恩ある土佐藩がそんなことできるわけなかろう!!」と興奮気味です。 そして後藤は、大政奉還しかないのです・・!と更に主張。 ここは良かったな~。 世の流れはなんとなく武力倒幕の方向へ。本当だったら流れに乗りたいところだが、しかし薩長の下につくことになってしまうし、そもそも藩の成り立ち的にそれを選ぶのは厳しい。しかし今の幕府を守ってゆくのも無理そうだ。ここで土佐が力を持つ為には大政奉還を主導するしかない。今の幕府をなくさなければならないが、徳川の力を維持させる方向で動くことで徳川の恩にも報いることができるし土佐の力を伸ばすこともできる。 土佐に残された道はこれしかない!! という後藤の思いを感じました。 容堂も本当はそれをわかっている、、苦渋の選択であった! という感じ。 で、長崎。 龍馬が弥太郎のとこに来て、ミニエー銃を何千丁だか準備しとけ~とこともなげに言った! 大政奉還がうまくいかなかった場合には土佐にも備えが必要だからだそうだ!! その考えには100%賛成するけど、確か「大政奉還できなかったら、日本は滅びる!」とまで言って木戸さんと激しく対立し、武力倒幕断固反対してなかったっけ?ほんの数週間前の話なんだけど。 それを英雄的に演出してたんじゃないですか? こういうドラマの作り方には激しくイラつきます。 と思ったんですけど、もしかしたら、薩土盟約の為に仕方なく武器の準備もしているんだという設定なのかも? 龍馬伝龍馬としてはやはり戦争反対であり武器の準備なんかしたくない、自分でも本当は納得いってないんだけどどうしようもないから、弥太郎の目も見ずに「準備万端整えるくらい当たり前のこと」とかまるで大した事ではないかのように言って誤魔化していた・・・とかだったら人間味あっていいなと思いました(笑)。 何はともあれ、グラバーから無事にミニエー銃を入手できて喜ぶ弥太郎だったが、そんな折にイギリス人殺傷事件が発生してしまう。これが海援隊の仕業ではないかということになり、土佐商会の外国との取引がピンチに!!更に「龍馬が犯人」ということになり、長崎奉行所は龍馬探索に力を入れる。 海援隊の潔白を証明する為、調査を始める弥太郎。 その結果、福岡藩の者が犯人で、犯行を自白しただか一部始終を記した紙と、本人が切腹済みであるという情報を入手。早速お奉行様に報告しに行くが、お奉行様の方針は「犯人=龍馬、他の結論は受け入れない」というものであり、弥太郎持参の証拠物件を破り捨てるのだった。 お奉行様は弥太郎に会う前にお元に会い、犯人の顔は見ていないけれど坂本龍馬ではない、という証言を得て、「顔を見てないのに何故わかる」「お前いつから坂本の味方だったのだ!」と立腹しておりました。自分に大人しく従っていると思っていたお元が裏切りによって自尊心を傷つけられたお奉行様。その原因は坂本ということで、龍馬への憎しみをたぎらせるのだった。 しかし顔を見ていないという証言と龍馬ではないという証言は矛盾しないと思うけど・・・。だって、後姿を見たら明らかに太っていて龍馬の体型と違っていたとか身長が全然違うとか髪型が坊主だったとかで、「龍馬ではないということだけは確か」と思ったかも知れないじゃないか。私はTVを見ながら、お元は絶対そういう言い訳をすると思っていたのに。芸子やっててそれくらいの対応できるはずでは?これまでさんざん、お尋ね者の藩士浪士のこと誤魔化してきただろうに。 で、弥太郎はと言えば諸々でお元の所に行ったら、丁度お元の部屋がガサ入れされた!なんでガサ入れするんだと問えば、龍馬と通じでいたことがばれたからだと言う。そして十字架付きかんざしが発見され、切支丹であったことが露見してしまう。 雨の中、弥太郎が龍馬を糾弾するシーンは良かったなぁ。 「お前は疫病神じゃ!!」 心の叫びだった。 ---- 下書き保存したまま長期放置・・・(汗) この時の後藤のイメージと、現在(容堂が大政奉還に同意したところまで)とはやはり話が変わってきているなぁという印象ですね。いつものことですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月16日 14時06分40秒
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