天国と地獄
最近、オッフェンバックの天国と地獄の一部をピアノで練習しているSちゃん、こんにちはをいう間もないほど、レッスン室に入ってくるとすぐ、「先生!わたし、天国と地獄、大好きになっちゃった」「暗譜で弾けるよ」Sちゃんは、自信たっぷり、しかもとってもうれしそうに、天国と地獄を弾き始めました。練習の甲斐あって、とても上手でした。私「上手になったね、すごい!すごい!」するとSちゃん、「先生、この曲で何となく天国って感じはわかるんだけど、地獄はどこから?」そうか、子供の発想ってすごいな!そんなこと、考えたこともないわ。Sちゃん「天国って楽しいところだよね、だから、この曲弾くと、とっても楽しくなっちゃうの。この曲には、楽しくないところあるの?地獄って、楽しいところじゃないよね、悪いことした人がいくところだもんね、」私「先生も知らないんだ。この次までに調べておくわね」というわけで、ネットで検索しました。どうやら、この曲は、喜劇の曲らしいのです。地獄そのものが、Sちゃんが思っているようなところではないよう。来週、どうやって、説明しようかな?