以心伝心
きょう、家具屋さんにいってきました。家具屋さんは、前任校のすぐ近くにあります。 昨年の時間割は、家庭科のすぐ後に体育があり、家庭科で調理実習をしたときは、お腹が痛くなると困るので、よく学校のまわりを「学区探検」と称して、ウォーキングしていました。体育の先生は、とても背が高く,足も長い方でいらしたので、子供たちと私は,ウォーキングと言うより小走りでした。そんな彼らとの体育の授業を懐かしく思い出しながら、家具屋さんまで車を走らせました。帰宅すると、教え子から電話がかかってきました。まさに以心伝心です。教え子「先生!もう夏休み?」私「そうよ」教え子「ぼくは、夏休みなんてないよ。部活で毎日学校行ってるんだ」そういえば、彼らは、中学時代,部活には参加していませんでした。教え子「みんなで歌った歌、こっちの学校でも歌ってるよ」電話から「マイバラード」が聞こえてきました。私「よく歌ったよね。懐かしいね」教え子「あの歌に愛って言うのが何回もでてくるでしょ」私「そうね。愛のメッセージっていうところがあるよね」教え子「先生,ぼくね、好きな子出来たんだよ」私「よかったね。もしかして、愛ちゃん?」教え子「なんでわかる?」そりゃそうよ、私は、あなたよりたくさん生きているからね。時間を全て自分自身のためだけに使っている夫に腹を立てながら、毎日、セッセと引越しの準備をしている私へのご褒美のような教え子からの電話でした。