部下持ち&乱読
組織のフォーメーションが変わり、明日からひさびさの「部下持ち」になる。僕はもともと、何でも自分から手が動いてしまうタイプ。ただ、これを機に「人に任せること」を再び勉強しようと思う。組織のベクトルに沿うようガイディングしながら、どう任せ、やる気になってもらうか。こちらの働きかけひとつで成果がぐんと変わってくるのだから、エキサイティングな仕事である。さて今日の乱読は、仕事以外では次の2冊。・林聰(2006)『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』ダイヤモンド社.父から借金漬けのアパレル会社を継ぐはめになった女の子が、敏腕会計コンサルの力を借りながら、建て直しを遂げていくストーリー…実は会計の本である。かなり高度な内容が盛り込まれているが、わりとするっと読める。会計の概念をつかんでおきたい人、会社経営のツボについてイメージを持ちたい人にはよいだろう。・Chris Denove & James D., IV Power, Satisfaction: How Every Company Listens To The Voice Of The Customer, Portfolio, 2006.世界的な顧客満足度調査機関のヴァイス・プレジデントによる書。調査結果の列挙だと思い込んでいた僕の先入観を、見事に打ち砕いてくれた。顧客の声を活かしきれずにいる企業は多い。調査がどのように企業改善に活かされるかがよくわかる。さてと、今週の仕込みしなきゃあ♪