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今日5本目の集中講義です。
この日記は平成11年11月24日から 平成12年2月3日にかけて書かれたものです。 一覧で日記を選んで通して読んでください。 (五元魂と私) 〈私〉 神よ。怒らないで下さいよ。 神様がそれぞれ五元魂として入ってくれて、 私を息をしている生きたドロ人形にしてくれている事、 そして、その五元魂としての集合が私であるとすると、 私というものは、その集合体が考えて、そして行動しているのですか? それとも五柱の神様の内の1柱の神様が考えているのですか? 何か不満足だな。 〈神〉 君は何も識らない内に、何かを感じてしまう人間なんだな。 君が不満足だというその言い分は認めてあげる。 いい勘をしているよ。探り当てたな。 〈私〉 でも理論的には説明出来ません。 〈神〉 いいよ。君は私だ。 私の許される範囲において話をしてあげる。 「はたらき」というものを、突き詰めて考えてみようよ。 宇宙においての君にとっての「はたらき」はいったい何だ? 〈私〉 科学的に言うと、力だと思います。 エネルギーという表現もあります。 〈神〉 そうだね。力は見えるものではない。 「はたらき」は、確かに力に変化した。 君が歩く事、作業をする事、絵を描く事、歌を歌う事、 すべてははたらきであり、力であるんだが、 肉体という物質が実動するゆえに、見える状態として作動はする。 でも、その事自体には意志というか、決定する気持ちはないよね。 すべては、「はたらき」が動く、働くということに現象化した結果なんだよね。 じゃあ、仕事をしよう、歌を歌おうと思うのは誰だ? 〈私〉 私です。 〈神〉 その通りだ。君が決めるんだ。 君が何かをしようと意志作動しなければ、君の肉体は何もしない。 君がこうしたいという事を思った時にだけ、五元魂は働けるのだ。 「はたらき」は働いてこそ、生きていると言えるんだ。 それが「はたらき」そのものなんだ。 君の内なる神なんだ。 君が右へ行こうと思うのか、左へ行こうと思うのか。 その差が五柱の神様のすべてを決めてしまうのだ。 〈私〉 げっ、そんな恐ろしいことを。 私の意志次第で神様である五元魂の行く末を決めてしまうのですか? 神様に「なんでこんな苦しい人間をつくっちまったんだ、 このやろう」だなんて、ふてくされている場合じゃないんだ。 そこまでの責任と義務を私は五元魂の神様に対して背負っているのですか? 〈神〉 だから私は君に生きろと言ったのだ。 働いて働いて死ぬまで、誰かの為に働けと言ったんだ。 そしてその上で最も重要な事は、君は私だという事なんです。 〈私〉 ちょっと待って下さい。 私に考える時間を下さい。 今の私には、誰の為に、何の目的の為に、 どんな仕事をして働けばいいのか答えは直ぐに出せません。 死ぬ気で考えてみます。どうか時間を下さい。 〈神〉 もちろんいいよ。 あれや、これや、今迄私と勉強してきたことも踏まえて、 ゆっくり、落ち着いて考えろ。 いよいよ、勝負時だぞ。君が私になる為の。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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