カテゴリ:基本メンテ!
久々の基本メンテ編です。今回はフォークオイルを交換してみました。 マイスカブも走行距離2万2千を超え、あちこちO/Hする時期になってきました。 早速作戦実行~
当ブログ上では非常に見慣れた感がありますが・・・フロントカウルを取り外します。これをやらないと今回の作戦が始まりません。 なお、フロントカウルの取り外しは←こちらを参照してくだされ。
車体をジャッキアップさせます。ジャッキの当てる位置はアンダーフレームが横に橋渡ししている場所です。 リアタイヤが接地しなくなる程度までジャッキアップします。
2本のボルトを外し、フロントキャリパーを外します。 フロントタイヤのセンターナットを緩めておきます。
判りづらいですが、フロントフェンダーの裏側です。 このボルトを外しておかないとフロントフェンダーは外れません。
タイヤのシャフトを抜きましたらフェンダーを外しに掛かります。 ブレーキホースを留めているボルトを外します。
フォークのトップを緩めます。17ミリのヘキサゴンアダプタを使うのですが、中々そんなものはない!のでミラー用のアダプターでも代用できます。 トップが外れましたら、フォークを止めているボルト(黄○)を外してオイルを抜きます。
フォークの中に入っているスプリングを抜いた後にオイルを抜きます。 さすがに2万2千キロ走っただけあってフォークオイルもにごっていますね。お疲れ様でした。m(_"_)m
フォークオイルを交換するに当たりちょっとオイルを奮発してみました。 店頭の説明では「3-20のマルチグレード」だそうで、トラクションの状況によって粘度が変わるという変わった性質を持っています。 ついでなので、フォークに付いたさびもメタルコンパウンド等で落とします。
オイルを足しながら油面を測っていきます。規定量は301ccですが、油面を測りながら入れていったほうが確実です。 オイルを足しましたら、フォークを何度もスライドさせてエア抜きをします。
キャップを押し戻して組み立てなおします。キャップは押しながら戻すので少しコツが必要です。
気になるABSO-Rのインプレ~ 3-20という粘度なので硬いかなーと言うイメージでしたが、路面のギャップなどは程よく吸収し、ハードブレーキ時やタイトなコーナーでもしっかりと踏ん張るようになります。乗り心地は非常に上品かつしっかりした感じになります。 ちょうど、クラブ員のHIGさんに乗ってもらったところ「乗り心地が良く、雲の上に乗っているみたい・・・」とメルヘンチックな事を仰っていました(笑
ミシュランスポーツSCとの相性も上々でフロントの動きは非常に安心できるものになりました。 正直フォークオイルでこれだけ変わるとは思いませんでした。コストパフォーマンスは非常に高いものだと思います。 走行距離も増え、そろそろフォークをO/Hしようかな・・・と考えている方でしたら、ぜひ勧めたい逸品ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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