「アルプスの少女ハイジ展」ハイジ声優さん講演!
ただいま名古屋・星が丘の三越デパートで、アルプスの少女ハイジ展を開催中、ハイジの声優さんの杉山佳寿子さんも3・4日と講演です。杉山さん、名古屋のご出身ということで会場にはご家族の方もみえていたようです。私は小学生の頃の放映で本当にのめりこんでしまいました。姪に聞くと知らないようなので韓国ではまだ放映してないようですが(とはいえこの姪はアニメはあまりみてなさそうな・・)、せっかくなのでご紹介です。 この年でハイジ展もどうかと思っていたのですが、昨日、急に近所に用事ができたついでに会場へいくと、日本のアニメで最初に行ったロケハン時のスケッチやら、いろいろと資料がならんでいます。スイス政府観光局のパンフレット「ハイジの国へようこそ」などもあり、ロケ地を生かして「ハイジ」の光景がつくられていることがよくわかります。杉山さんは昨年はじめて現地を訪問して、アニメそのままの風景に感動されたそうです。細かくいえば微妙に手を入れて、よりアルプスらしい風景が生み出されています。たとえばアルム(←草場の意味)の山小屋は、実際にはすぐうしろに大きなもみの木はなく、少しうしろに森があります。デリフリ村の噴水の風景や、ラガーシュの温泉の建物も微妙にちがいますが・・・全体に、傾斜面は少し強調してあるようです。クララの車椅子が転がり落ちた山小屋の前の坂も実際はかなりなだらかです。 なお「デリフリ村」の「デリフリ」とは「小さい村」の意味で本来は固有名詞でないんですね~。またロッテンマイヤーさんも最初の設定ではいじわるな女性という雰囲気ですが美術館の方がモデルだったとか。。。 でいろいろなグッズを販売していて、作画監督さんの新しく書下ろしたハイジの原画が16万円以上だったりしましたが、35周年の記念本を買うと杉山さんの講演会とサイン会に参加できます。 昨日1時の回で20人ほどでしょうか。もっと行列で当日ふらりではみれないと思ったのですが。。。小さな子供には講演まで無理かもしれませんが、昨今のパパ・ママには子供達には本当によいアニメをみせてほしいな~と思う次第です。 司会の声で登場した杉山さん、黒に赤のアルプス民族服におさげでした。ちなみにハイジは最初はおさげのデザインでしたが、アルムおんじには三つ網はできないだろうということで、あのオカッパ頭(韓国式だとヘルメット頭)になってそうです。 当時は、絵もろくに間に合わない状態で録音されていたなど、面白い内容でした。講演後は、参加者とアフレコゲーム、ハイジがはじめて山羊の乳を搾るシーンなど、あだ名が「ハイジ」という元気な女の子などが参加です。台本が小さいのか、眼鏡を取り出して確認されている杉山さんに、やはり35年の歳月を感じます。。。最後に質問の時間があり、私はハイジの少し前にあった、宮崎監督の「パンダコパンダ」のミミ子ちゃんが、ハイジの明るい面と似ているのが以前から気になっていたので、高畑・宮崎監督とそのへんの話はなかったのか、という質問なぞしてみました。ハイジには風邪状態で受けたオーディションで採用されたというお答えで、キャラクター作りの過程などお伺いしたかった私にはちょっと残念なお話しでしたが、まじめな方でした。 最後のサイン会で、本にサインをいただきました!ながなが駄文で失礼しました。「春のワルツ」のロケ地めぐりのついでに、スイスまでいくか、、と李さんには内緒で決心を固めた私でした。「サウンドオブミュージク」のロケ地も昔から一度いきたいのです。(昔、ジュリー・アンドリュースのコンサートを聞きました。やはり素晴らしい声でした。喉の手術で歌えなくなったのが残念ですが、今でも誠実な方だな~と思います。)※写真は家族が3月に乗ってきた地中海のフェリーです。客室だけで2000室だったかな・・大きい船です。韓国の写真よりはアルプスに近いかと・・