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2008.07.22
カテゴリ：家族葬
先週 義父を亡くしました。
病院より死期が近い事を知らされており 死を迎えたときの準備などを家族がしておりました。 医療制度が変わっての指示だとは思いますが 病院側より生命維持装置についての説明がなされ これ以上の医療的措置が必要でない場合 （病院側の説明ではムダだと） 家族でその旨を申告して 装置を外してあげて下さいとの申し出がありました。 妻の家族は悩んでおりましたが 父が苦しまないのならとの決断をした 翌日の死でした。 後に誰がその装置を外すかで全員で悩んだ事 治療の意味が無い事が判っていても 装置を外す事への抵抗が かなりあったと話していました。 義父は子供や家族にそのような思いをさせまいと 自分なりに天国へ行ったのだと家族で話しました。 そんな話が通夜の席でできたのも 家族のみでのお葬式だった事ではなかったかと思います。 お葬式の準備は私の地元ではなかったので インターネットである程度の情報を集めあとは妻に任せていました。 妻は辛い気持ちを抑えながら 数社に義父の遺言であった 家族だけでのお葬式について問合せをしたそうです。 その中でパンフレット類は一番質素だったけれど 電話での応対がすばらしく 違う人が電話に出てきても とても親切に対応して下さった だからそこで決めましたと 出張先の私に連絡がありました。 通夜前夜に帰宅した時にはすべて準備が整っていました。 義父や義母の希望で家族だけでのお葬式になりましたが 担当して下さった葬儀社のスタッフはとても親切丁寧に対応して下さいました。 料金も後で聞いてびっくりの インターネット表示通りの価格。 ご紹介下さった寺院の僧侶も親切で 今年はじめに叔母を送ったときよりも 同じ宗派でありながら これほど違うのだと 家族で苦笑しておりました。 「家族葬」というフレーズが多くなっていますが 義父が火葬された２０基ほどある火葬場も火葬時のお見送りが家族のみの方が 殆どでした。 ただ火葬場は収骨場所が２０基すべて炉前で行われるので少々違和感はありましたが 併設された式場での家族だけでの通夜・葬儀は満足のいくものでした。 家族だけだから通夜の前後も義父の思いで話で盛り上がり みんな笑顔で送る事ができる とてもいい（言い方は変ですが）通夜葬儀が執り行うことができました。 インターネットでのみ集客をしておられるというその会社のスタッフに感謝するとともに 都心部では「家族葬」がごく当然になっている事に火葬場で気付かされました。 「家族葬」は今後まだまだ拡がってきます。 またインターネットでの集客も当然のことになるでしょう。 顔の見えない営業。 顔の見えない店舗。 だから余計にスタッフの質が問われるのでしょう。 葬儀社の皆様ありがとうございました。 感謝感謝 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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