リハビリと採血
今日は9時50分にリハビリの予約が入っていた。またしても時間ギリギリ。どうして時間通りに準備して出かけられないんだろうか。自分のだらしなさにちょっとうんざり。台風接近中ということだったが、まだ雨は降っておらず、風もそんなに強くはなかった。りんちゃんに邪魔されつつリハビリ開始。まずはカノンちゃんからちょっと離れて呼び、ズリバイさせて様子をチェック。「カノンちゃん、おなかがべったり床についちゃってますね。ズボンが脱げるくらい(笑)」ホントだ。脱げてる(笑)私の前までは来るけれど、それ以上は近付いてこないカノンちゃん。『ママが来てだっこしてよっ!』とでも言いたげ。理学療法士さんにつつかれて、泣きながら仕方なく私のひざまで来た。そこから脇を支えてちょっと介助し、カノンちゃんが自分で足を動かして、立ち上がろうとするよう促す。割とうまく立ち上がろうとしてみせるカノンちゃん。足が伸びきって、おしりが後ろに引けている姿勢になるので、そこから今度は腰を支えて、おしりがもっと前に来るようにする。足、ひざ、その直線上におしりが来るようにする。カノンちゃんは、私に一生懸命つかまって体を支えていたが、おしりを引っ込めてやると、ひざを折って座ってしまった。でもやりかたはこれでいいとのこと。最初はすぐに座ってしまってもいいので、とにかく正しい姿勢を作れるように補助し、毎日何度もやるよう指示された。「カノンちゃん、おかあさんの足は乗り越えられるようになりました?」「はい」「じゃ、こっちへ来てください」連れていかれたところは、理学療法室の隅っこにある、リハビリ用の階段。えー??まだハイハイできないけど、これに登るの??「おかあさんは上に居て、カノンちゃんを呼んであげて下さい」…やっぱり登るらしい。こんなのできるんだろうか?カノンちゃん、いきなり号泣。5~6段の階段なのだが、私が一番上から呼んだので、遠過ぎて途方に暮れたらしい。すぐ降りていって、2段くらい上から呼んでみた。号泣しながらも動き始めるカノンちゃん。理学療法士さんが、カノンちゃんの足が伸びきってしまわないように、ちょっと足を押したり、引っ掛かっているおなかをちょっと持ち上げたりしてやると、カノンちゃんはほとんど自力で階段を這い上がってきた。すごいじゃん!できるじゃん!どんどんやってほしいのだが、L字型になった階段のもう一方からりんちゃんが登ってきたり、横からりんちゃんが「ただいま~」とか「『はい、どうぞ』って言って!」とか「ドア開けてよ~」とか言う度に、そっちに気を取られてしまう。その都度泣き止むのだが、私の方へ向かう時は必ず号泣するカノンちゃん。…もしかして、面倒?(苦笑)ほんの少しだけど、やっぱり補助が必要。一人で登れるようになるにはもう少し時間が必要みたい。「普通、こどもはできるようになると、自分からどんどんやるんだけど、カノンちゃんはできる力があっても、それをどんどんやるようになる回路が接続されるのに時間がかかるんです。何度も繰り返せばできるようになりますよ」そっか~~。もう一度下から登って今日は終了。採血のため処置室へ。処置室のベッドに寝かされた時点でもう大泣き。「イタイタイタイタイ~」と泣くので、また看護婦さんに「まだなにもしてないよ~」と笑われてしまった。りんちゃんと廊下で待っている間も、ずっとカノンちゃんの泣き声が響いていた。毎回だけど、子供の泣き声を何も出来ずに聞いているのはきつい。りんちゃんとおしゃべりできて、一人の時よりマシだったけど。呼ばれて処置室に入り、カノンちゃんをだっこすると、カノンちゃんにしては珍しく必死でしがみついてきた。よっぽどイヤだったんだね、可哀想に。帰りに買物でもしようと思っていたのだが、もうカノンちゃんがぐったりなので、まっすぐ帰る事にした。昼食を待たずに眠ってしまったカノンちゃん。お疲れさま~。夕方うっかりみんなで昼寝(?)してしまい、帰宅した旦那に起こされた。あー、また夕飯が遅くなってしまったよ。。。豚肉で肉じゃが。わりと美味しくてよかった。ばーちゃんが、最近朝の再放送で名探偵コナンにハマったと聞いていたので、7時半に「いまやってるよ」と電話してやった。「えー!コナンちゃんやってるの??今おじいちゃんが大五郎(註:子連れ狼のことらしい)見てるから見れないよ~、残念~~」コナンちゃんて(笑)しかも本気で残念そうだし。