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カテゴリ:仕事学
「具体的に」「分けて」「結論から」 ㈱櫻井弘話し方研究所 代表取締役社長 櫻井 弘 オンラインでは 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、今まで当たり前のように行っていたことができなくなり、新たな工夫や見直しが必要になりました。 その中の一つとして、オンラインによるコミュニケーションを取ることが急激に増えた結果、「話し方」も意識せざるを得なくなったのです。そして、簡潔に話し、分かりやすく伝えるための「話し方」が求められるようになりました。 そこで、今回はオンライン時代にも通じる「信頼を結ぶ話し方」として「具・分・け」という三つのポイントを紹介します。 ① [具体的に話す] ウェブ会議サービス「Zoom」など、動画を使ったコミュニケーションのやりとりが増えました。私もオンライン研修で会議の場を分けるブレイクアウトルーム機能を使った実習のときに、各ルームに「九には入って短時間話してから、急に抜ける」という場面があります。 このように、短時間で変化する状況での話し方としては「具体的に話す」ことが不可欠になります。具体的に話すための方法として、「定量見える化」と言われるように、「数値」や「事例」のほか「ビジュアル」「映像」を使った話し方が求められます。 ② [分けて話す] 「分かる」は「分ける」と言います。「原因と結果」「よい例と悪い例」「ビフォーとアフター」など「対比・比較」をして、「関係を明確にする」と、分かりやすく伝えることができます。 ③ [結論から簡潔に話す] ビジネスの現場で使う話し方の代表例が、「結論専攻の話し方」です。忙しい現代において、聞き手は結論を先に知りたがっているからです。「結論から申し上げます」を口癖にしておきましょう。その時に簡潔に話す方法の一つとして「一言で言うと」という表現を使うことで、簡潔で説得力のある話し方ができるのです。
【信頼を呼ぶ話し方▶17◀】公明新聞2022.3.17 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 7, 2023 05:38:26 AM
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