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カテゴリ:仕事学
七つのスキル「せつめいよこれ」 ㈱櫻井弘話し方研究所 代表取締役社長 櫻井弘 説明の方法 「説明」という漢字は「説いて明らかにする」と書きます。しかも「説」という漢字には、「口」が二つもあるのです。つまり、一種類の説明の仕方では、相手になかなか伝わらないのです。 分かりやすく説明するためには、伝える方法がさまざまあるということです。 そこで、今回は、分かりやすく伝えるための「七つのスキル」を「せつめいよこれ」という語呂合わせでご紹介します。 ① [せ]「整理」して順序よく話す 「誰に何をどのような順番で話すのか」を事前に整理してから伝えるようにしましょう。 ② [つ]「強めの箇所」 「強調点・山場」のインパクトをはっきり打ち出し、相手の印象に残るように伝えましょう。 ③ [め]「目配り」 相手の反応をキャッチして察知し、目で言葉を届けるという「双方向のやり取り」を意識して伝えるようにしましょう。 ④ [い]「一時に一事」 「あれもこれも」と同時に伝えずに、「ここまでよろしいですか?」と一つずつ丁寧に伝えていきましょう。 ⑤ [よ]「予告する」 人は見通しがつくと安心して話を聞くことができます。 「概要・項目・サブテーマ」などを予告してから説明すると効果的です。 ⑥ [こ]「言葉の吟味」 自分が説明で使う言葉が、聞き手にとって理解できる言葉であるか否かを事前に吟味しておきましょう。 ⑦ [れ]「例を挙げる」 具体的な体験談はストーリー性があったり、共感が湧くのでとても印象に残り、確実に相手に届きます。 日本人の説明で多いパターンが、淡々と同じリズムで伝える説明調の話し方です。「信頼を結ぶ話し方」で説明するときには、「せつめいよこれ」のごろ合わせを意識して伝えることが求められます。 1 せ 整理 2 つ 強める箇所 3 め 目配り 4 い 一時に一事 5 よ 予告する 6 こ 言葉の吟味 7 れ 例を挙げる
【信頼を結ぶ話し方▶18◀】公明新聞2022.3.24 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 17, 2023 05:20:44 AM
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