罰則の強化!
前に、派遣で労災事故となり派遣会社が労災未加入であった!ということを書きましたが、労災未適用の事業所が全国で54万件あるようで、キチンと労働保険料を納めている事業所との公平さが保てないということで昨年、通達が出たようです。えーと、昔でしたら時代劇にも出てくる「告・手続きを行わないもの、打ち首の刑に処す!」ってやつですね。 そこで、yajima-srさんより、シミュレーションしてみたら?とご意見を頂きまして試行錯誤していましたがうまくいかず、厚生労働省のHPからパクらせて頂きたいと考えます・・・スイマセン。(厚生労働省の例でございます) A社では、今まで労災事故を発生させた事がなく、また保険料の支払が負担になるところから、労災保険の加入手続きを行っていなかった。ところが、先般従業員B(賃金日額1万円)が労災事故でが原因で死亡し、遺族の方に対し労災保険から遺族補償一時金の支給が行われた。 加入手続きについて行政機関からの指導を受けたにもかかわらず、事業主がこれを行わない期間中に労災事故が発生した場合には「故意に手続きを行わないもの」と認定し保険給付の100%を徴収する、としていますので、遺族補償一時金の額(10,000円(労働者の賃金日額)×1000日分)×100%=10,000,000円うひょ~、大変な金額です。さらに民事損害賠償となりましたら・・・。なんか、ゾッとします。