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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2008年06月04日
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カテゴリ:クロアチア

ドブロフニク(Dubrovnik)の旧市街は、世界遺産にも登録されており、クロアチア観光のハイライトと言ってもおおげさではないほど、たくさんの観光客をひきつけています。

クルーズの5日目に、ドブロフニク港に寄港しました。そこから、観光バスで旧市街へ。港から旧市街は、車で5-10分ほどの距離ですが、観光バスは、山手の旧市街地が一望できる道路を走り、途中でUターンをして旧市街に戻りました。

バスは、ピレ門の前にとまります。そこからピレ門をくぐり、Franciscan  Monastery, Rectors palace, Catheral をガイド付で見学しました。でも、団体客が多すぎて、ほかのガイドさんの声に消され、自分たちのガイドさんのこえなんて聞こえないし、どこも前の団体さんの説明見学が終わるまで待っていなくては行けなかったりの状態でした。2時間ぐらいのツアーで、その場に残ってもいいし、観光バスで船に戻っても良かったのですが、あまりにも暑い日で、私たちは船にいったん戻ることのしました。私たちのクルーズは、お年寄りが多いので、ほとんどの人がいったん船に引き上げていました。

昼食後、私はニコちゃんに付き合って、冷房の良く効いたキャビンで昼寝。ところが、その間に、義姉夫婦と恵子、賢浩、そして夫までもが、城壁にあがるために、旧市街地に、戻ったんです。裏切り者ー!!

彼らは、港からタクシーで行ったようで、50クーナだったそうです。バスも出ていて、1、1A、1Bのバスが、ピレ門の前から港を通過します。ちなみに、バスだと、7クーナです。

ドブロフニクに行って、城壁に上らなかったら、画龍点睛を欠くようなもの。そこで後日、Cavtat滞在中に、夫にニコちゃんを預けて(リベンジです!)、恵子と賢浩を連れて。バスで旧市街地に行って、ようやく城壁の上を歩く、という夢がかないました。

城壁の入場料は、大人50クーナ、子供20クーナでした。

城壁は1周できます。高所恐怖症の人はちょっと怖い・・・と思うところがあるかもしれません。でも、そこからの眺めは本当にすばらしく、旧市街地の中を観光しなくとも、城壁の周りを歩くことをはずしては、ここに来た意味がないのでは?と思ったほどです。

恵子と賢浩は2回目なのですが、「もう1度行きたい!」と行ったので連れてきてあげました、。ピレ門の前にあるアイスクリーム屋さんで、アイスを買ってあげました。1つ7クーナでした。つまり、1ユーロ弱。同じようなアイスをイタリアのトリエスタで食べたときは、1つ1.5ユーロだったから、食べ物の値段は、クロアチアのほうがかなり安かったです。

子供たちがなぜもう1度、ドブロフニク旧市街地に行きたがったかというと、水族館があったからなんです。ガイドブックにもの「地中海に住む魚がいろいろ見られる。この水族館のシンボルでもあるタツノオトシゴもいる。子供に人気のアトラクション。」とあったので、城壁めぐりのあと、行ってみました。場所は、ピレ門と正反対になりますが、St.John Fortの下にあります。入場料は、大人30クーナ、子供10クーナ。つまり、3人で50クーナ払ったわけですが、結果から言えば、アイスを7個かったほうが良かった・・・・です。

改装中だったのか、すごく薄暗くて狭いスペース。魚の種類も全部で30種類もいたかな?というぐらい。絶滅の危機にさらされている何とかカメ(名前を忘れました・・)がいたのが目を引いたぐらい。水族館のシンボルだと言う「タツノオトシゴ」さえ、表示はあったけど、水槽の中は空っぽでした。すごく期待はずれでした。全部ゆっくり見ても、10分あれば足りるほどでしたが、恵子と賢浩は、もう1度最初から見たい、と言って、特にカメのことをじっくり観察していました。それでも、30分あれば十分でした。今後、もっと発展するのかもしれませんが、少なくとも、2008年時点では、この水族館に行く意味がない、と思います。

ドブロフニク旧市街地の美しさは、屋根のオレンジ色のかわらと、紺碧の海が織り成すコントラスト。

でも、ドブロフニクは、このダルマチア地方の中心地でもあるので、先のユーゴ内戦では、セルビア軍の標的になり、激しい攻撃にさらされました。(その時の様子を収めたDVDもお土産物屋に売ってました)

1991年10月に始まった攻撃では、100人以上の死者を出し、旧市街地にある800以上の建物のうちおよそ70パーセントが被爆しました。被害総額は、1000万米ドルになると言われています。

しかし、その後の修復活動が速やかに行われ(ユネスコなどの国際機関からたくさん援助があったのでしょう)、今では、内戦の重苦しさをまったく感じさせません。なるべくオリジナルに近い形で修復するために、オレンジ色の瓦や、石灰石の壁の材料を見つけるのが大変だっだそうです。でも、そのかいあって、今では、どれがオリジナルで、どれが修復されたものなのか区別がつかないほどです。こんなに美しく、観光客でにぎわっているところに、かつていくつもの爆弾が落とされたなんて、本当に信じられません。この美しい町に躊躇なく爆弾を落とせるなんて、戦争とは本当に狂気の沙汰なのだなーとしばし考えさせられました。

ドブロフニクおよびその周辺地域を観光する場合、ツーリストオフィスで「the Best in Dubrovnik」という小冊子をもらうことをお勧めします。(無料)

半分以上のページがホテルやレストランの広告ですが、旧市街地の地図や建物の説明のほか、郊外の町の案内も載っています。そのほか、バスや船の時刻表まで乗っていて、とっても便利です。ガイドブックを持っていなくても、これ一冊あれば、ドブロフニク、ストン、周辺の島々の情報がばっちりです。植物園の情報も載っています。私が持っているのは、英語版ですが、日本語版があるのかどうかはわかりません。ツーリストオフィスは、旧市街地にあります。ウェッブサイトは、こちら






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最終更新日  2008年06月05日 00時29分53秒
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