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テーマ:小学生ママの日記(28710)
カテゴリ:学校
ここのところ、太陽も顔をのぞかせる天気になってきた。 いままでジメジメの天気が続いていたせいか、太陽の下、思いっきり身体を動かしたいという欲求がたまっていた。ニコちゃんとお散歩に出かけたら、賢浩たちのクラスが、体育の時間、校庭でサッカーをしている光景に出くわした。でも、スポーツウェアに着替えてないし、横では、ハンカチ落としをしている女の子のグループもあり、なんだか、体育の授業にはとてもみえなかった。(上記写真) まあ、今日に限らず。、ドイツの小学校の体育の時間は、身体を動かすことに目的が置かれているので、鬼ごっこに毛の生えたようなことしかしないのだけど・・・。 数日前、惠子に、「算数の時間に電卓が必要になるの。学校で買うと、お店で買うのより安いんだって。でも、学校から借りることもできるんだって。」と言われた。私は、「えっ、5年生で、電卓が必要?電卓なんて、いらないよ。うちにもあるし、わざわざ買う必要なんてないと思うけど。」と答えた。 今日、学校から帰ってきて、惠子が電卓を見せてくれた。私が思っていたより高度なもので、一般家庭で使っているようなものではない。かなり複雑な方程式を解くようなもので、エンジニアの夫が仕事で使うものとよく似ていた。 「クラスで、電卓を借りたのは私だけだったの。この電卓は、10年生になるまで使うから、みんな買うか、お兄さんやお姉さんのお下がりを使っているんだよ。」と言われた。そんなこと今更言われても・・・・・。 「ママは、ドイツの学校に通ったことがないから、どういうものが必要なのかわからないの。ママは、学校で計算機を使ったことがないから、必要だとは思わなかったのよ。そういう情報は、恵ちゃんがお友達から聞いて、”普通の電卓と違うのよ””10年生まで使うの””借りる子は他にはいないよ”ということを、自分からママに伝えないと、ママにはわからない。」と言った。惠子は、どんな電卓で、何のため必要で、幾らなのか、ということを全く私に伝えなかった。だから、軽く、「電卓なんて、いらない」と答えてしまったのだ。 部屋をのぞいてみたら、惠子が泣いていた。私のせい??でも、私が惠子に言ったことは正論だと思う。自分に必要で、買って欲しいと思うのであれば、そう説明すべきだったのだ。 算数は、日本のほうが教えている内容が高度だと思う。でも、日本では、そんな複雑な電卓を使うことなんて、大学の工学部や物理学部にでも進まない限り、ないのでは? 何故、たいして難しくもないことを勉強している5年生に電卓が必要なのか、理解できない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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