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テーマ:小学生ママの日記(28710)
カテゴリ:学校
明日から6週間の夏休み。今日は、学年最後の日で、惠子も賢浩も通信簿をもらってきた。 賢浩は2年生だから、通信簿をもらうのは2回目なのだけど、1年生は、先生のコメントだけ。2年生になり、初めて、「評価」がつく。といっても、ドイツ語と算数の2教科だけだけど・・・。両方とも「sehr gut」(Very Good)だったら、ノンアルコールビアを半ダース買ってね、と前からリクエストされていた。しかし、算数は、sehr gutだったけど、ドイツ語は、gutで、残念賞。 先生のコメント欄には、「クラスでよく発言するが、本題と外れていることが多い。」(つまり、授業とは関係ない発言が目立つと言うことね。)「作業は早いが、ミスが多い。」(つまり、あわてんぼ、ってことね。)「文字がラインからはみ出していることも多く、特に、万年筆で書かせると、訂正ばかりが目立つ。」(つまり、ノートが汚い、ということね。)と書かれていた。もちろん、どんな子でも、先生は、いい所を見つけて書いてくれるので、賢浩へのコメントも、半分以上は褒め言葉ではあったが、惠子の通信簿には、ネガティブなことがかかれたことがないので、賢浩の通信簿を読むのは、面白い。 惠子の通信簿は、10教科中8教科がSehr gutで、体育と自然現象がgut。1-1.49ポイントが、sehr gut、1・5-2.49ポイントが、gut・・・となるのだそうだ。コメントも褒め言葉ばかり。賢浩が、こんな成績表を持って帰ってきたら、ビール(ノンアルコール)半ダースどころではなく、1ダースに、子供用シャンペンまで買ってあげるかもしれない。でも、惠子の場合は、成績がいいからという理由で何か買ってあげたことはないし、本人からもリクエストされたことはない。 惠子の通信簿のコメント(科目ごとのコメント)で気になったのは、英語の欄に、「母国語話者」と書かれていたこと。学校に登録する際に、出生地と国籍も記入させられる。国籍欄には、イギリスと書いたからかな? 惠子に、「あなたの母国語って何?」って聞いたら、「日本語でしょ。英語は、父国語だからねー。」なんて言われた。母国語っていうのは、母親の話す言葉ではなく、自分の第1言語のことだと思うのだけど、いづれの意味においても、英語を惠子の母国語とは言えないのではないかと思う。今では、ドイツ語が一番得意言語になっているのだが、ドイツ語を母国語というのも抵抗がある。一体、私の子供達の母国語はなんだろう・・としばし考えてしまった。 成績表をもらった後、担任がクラスメートに、惠子が7年生に飛び級することを伝えた。男の子たちは、「えー、じゃあ、これからは、誰の答案をカンニングしたらいいんだろう・・」なんて冗談を言い、女の子達は、「悲しいわー。残念・・」とクラスからいなくなることを惜しんでくれたそう。先生が言うには、惠子のギムナジウムでは、飛び級は珍しく、10年に一人の割合、だそうだ。本人はその言葉に気を良くしていた。 今日は、夏休み中に自習するために、6年生用の教科書もたくさん持って帰って来た。ラテン語については、先生がラテン語がよくできる11年生(高2に相当)の男の子に夏休み中に惠子の家庭教師をするように頼んでくれたそうだ。上手くいくといいのだけど・・・。でも、家庭教師って、いくらぐらいバイト料を払えばいいのか見当がつかない。 また、近所に住むベニーのお父さん(別の町のギムナジウムでラテン語の先生をしている)に相談したら、教科書を持っていつでもうちに来てください、と言ってくれた。 6年生の算数ぐらいなら私が教えられると思っていたのだけど、教科書を見たら、目まいがしてきた。ドイツ語がわからないと、教科書の内容が把握できない・・・。ドイツ語はもちろん、同じ理由で歴史も、お手上げ。世界史は得意科目だったのになー。まあ、惠子は、自分でどうにかするだろう。問題は賢浩。すでに、2年生のドイツ語は、私の知識を超えている。この夏、一緒に勉強しなくては・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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