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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2008年09月24日
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カテゴリ:学校

昨夜、小学校で保護者会があった。(夫ではなく、私が出かけた)

毎年のことなのだが、「上着や持ち物の盗難があとをたたないので、保険にはいっておいたほうがいいです。」という説明があった。惠子の通うギムナジウムでも、新学期初日に、「盗難が多いので、貴重品をなるべく学校にもってこないように。特に、体育の時間は、更衣室においておくと、ねらわれやすいので注意すること。」という手紙が渡され、親は、「注意事項を読みました。」とその手紙に署名をして学校に提出しなくてはいけなかった。

惠子の通う学校も、賢浩の通う学校も、誰でも敷地内に出入りできるようになっている。また、体育館は、町の施設で、午後は、いろいろなスポーツクラブが利用しており、利用者は、児童・生徒だけではない。大人が出入りしても、あまり怪しむ人はいない。毎年のことなら、何か対策を立てればいいのに・・といつも思う。保険に入れば済む話ではないと思うのだが・・・・。

まず、クラス担任からは、クラスがどんどん大きくなっていく・・という嘆きのような説明があった。去年は、24人だったのに、現在は、29人の大所帯。落第してきた子や転校生で、どんどん子供の数が増えていく。29人の子供をまとめていくのは、不可能に近いと先生は愚痴っていた。ドイツでは、一クラスは、最大33人まで。それを超えると、二つのクラスに分かれる。3年生は、3クラスあり、どのクラスも、29人か28人子供がいるそうだ。つまり、あと、12-13人増えない限り、3年生がもう一クラス増えることはない。教室も狭く、学習環境はあまりいいとはいえない。

3年生から、本格的に成績がつき、4年生では、その成績により、今後の進路が決まるので、各教科、何回テストをして、どのように成績をつけるのか説明があった。

ドイツ語では、ディクテーションが8回、作文が5回、文法テストが2回あり、筆記が75%、授業態度が25%で成績をつける、と言われた。算数は、年8回テストがあるそうだ。

どのお母さんも、荷物が多く、ランドセルがパンパンで、重たい!と文句を言っていた。毎日ドイツ語と算数はある。ドイツ語は、厚い教科書が2冊、副読本が1冊、ワークブックが1冊・・とそれだけでかなり重い。教科書は、学校から借りているもので、最低5年間は使わなくてはいけないので、ハードカバーの立派なもの。だから、余計重い。算数も、教科書とワークブックがあり、やはり重い。しかし、この2教科は毎日宿題も出るし、学校に置きっぱなしにもできないので、子供達は毎日この2教科をランドセルに入れて通わなければならない。そのほかに、曜日によっては、宗教や英語、総合学習の教科書も必要。賢浩のランドセルを担いでも、その重さに驚く。日本の薄い教科書がうらやましい。

私は、普段、他の保護者と話すことがあまりないから、情報がはいってこない。保護者会は、誰がどういうことを気にしているのかいろいろわかって面白い。

ところで、去年から賢浩のクラスには、教育実習生が来ている。わたしも、大学生の時、教職をとっており、母校に教育実習に行った。しかし、期間は2週間。ほんの数時間、授業を担当しただけ。でも、賢浩のクラスの実習生は、去年は担任の補佐的な役割をしていたが、今年は、ドイツ語6時間のうち、半分の3時間を担当している。昨日の保護者会にも参加して、作文のテストの採点方法を説明していた。彼女はまだ学生(たぶん)で、午後はセミナーに参加しているので作文の採点等について保護者から電話をもらっても連絡つかないことが多いので私からコンタクトしたい・・というようなことを言っていた。実習生が保護者会にまで出るなんて、また、保護者と直接コンタクトを取るなんて、日本では考えられないのでは?ドイツと日本との「教育実習」のシステムの違いを実感した。






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最終更新日  2008年09月24日 15時57分28秒
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